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記事全文を読む→さいたま市民が埼玉高速鉄道の「延伸」を熱望するのは「大宮駅で乗り換え」がダメダメすぎるから
浦和美園駅まで走っている埼玉高速鉄道を、さいたま市岩槻区にある東武鉄道の岩槻駅まで延伸する計画が進んでいる。今年1月にはさいたま市が、鉄道・運輸機構と埼玉高速鉄道に技術支援を要請。延伸に向けて、新たな一歩を踏み出した。
この延伸計画はさいたま市民、特に岩槻駅を利用する元岩槻市(現・さいたま市岩槻区)の住人の悲願となっている。その理由を鉄道ライターが解説する。
「東京へのアクセスが増えること、地価の上昇を望めるというのが主なものですが、大宮駅で乗り継ぎをしなくてもいい、という理由もあります。大宮駅で東武からJRへと乗り換えるのは非常に面倒ですからね」
東武からJRへ乗り換えるには、まず東武の改札口を出てエスカレーターを上がり、東西連絡通路を通ってJR中央改札口から入って、目当てのホームへと階段を降りていく。もし乗り換えるのが1番線の京浜東北線であれば、かなり遠回りすることになる。
しかも通勤時であれば、東武の乗客はほぼ全員がJR大宮駅へと向かうのだが、その通路が狭く非常に混雑し、乗り換えに時間がかかる。転倒の危険性もあることから、利便性がいいとは言えない状態だ。前出の鉄道ライターは、
「それもあって、もう何十年も前から、新宿駅のJRと私鉄のような連絡改札を作ってほしいという要望が、利用者から上がっています。連絡改札は無理でも、エスカレーターを上ったあたり、京浜東北線のホームの所に改札を作ってほしい、というリクエストも。いまだどちらも実現しておらず、その理由はわかりませんが、国鉄と東武の時の確執が原因ではないかと言われています。国鉄と東武は日光へのアクセスをめぐって、熾烈な競争を繰り広げてきましたから」
理由がそうであれば、今後も連絡改札の設置は難しそうで、不便な乗り換えが続くことになる。埼玉高速鉄道が岩槻駅まで延伸されれば大宮駅を利用しなくて済むため、熱望されているのに…。
埼玉高速鉄道は岩槻駅を通って、JR蓮田駅まで延伸する計画になっている。だが、岩槻ほど蓮田延伸の熱意は高まっていないように見える。その原因を、前出の鉄道ライターはこう推測するのだ。
「JR蓮田駅は宇都宮線が通っているので、東京まで一本で出られます。大宮駅での不便な乗り換えがないため、延伸を強く望む気持ちにならないのではないでしょうか」
埼玉高速鉄道の岩槻延伸によって、大宮駅で乗り換える人の数がどうなるのか、気になるところ。そんな見方で延伸計画に注目するのも面白いではないか。
(海野久泰)
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