社会

サッカー・城彰二が今だから話せる「ガチンコ心霊体験」滝行中に首をつかまれて「こっち来て」

 サッカー元日本代表の城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルで公開した心霊話が「ガチで怖すぎる」と評判になっている。

 いつもは軽妙なトークで視聴者を笑わせる城氏だが、今回のテーマは「歴代最もゾッとした話」。そこで明かされたのは、高校時代の滝修行の話だった。

 高校サッカー選手権の前、山をかなり登って行った所にある滝で修行をしたという。事故になる可能性があるため、警察官が立ち会うほど危険で、誓約書を書いて白装束とふんどしを身に着け、お酒と塩で体を清めて挑む本格的なものだ。2日前から、肉を食べてはいけないという。城氏が振り返る。

「修行を指導する先生によると、すでに7人から8人が修行中に落ちて亡くなっているって。先生は『無になりなさい。雑念があると引っ張られるから』と。滝の後ろから声も聞こえてくるよ、って。そこは昔からの水場で、戦争の時に兵士の休憩所になっていて、もう何百人と死んでるそう」

 それをまったく信じていなかった城氏は、前日まで肉を食べていた。いざ滝行が始まると、

「すごく寒いし、本当にすごい圧が来る。冷たすぎて、体の感覚がなくなるの。早く終わらないかなと思った瞬間に、後ろから『こっち来て。こっち来て』って聞こえた。動揺して嘘だろと思っていたら、水の音がまったく消えて、クリアに『こっち来て。こっち来て』と」

 先生がすぐに異変に気付き、何も考えるなとアドバイスしてくれたが、城氏が無理だと思った瞬間、何者かに首根っこをつかまれて後ろにもっていかれそうになったのだ。必死に般若心経を唱えたら、解放されたというが、

「先生にすごい怒られて。『お前、肉食っただろ。何かいろんなこと考えてただろ』って言われた。『本当に死ぬとこだったぞ』って…」

 もう少しで日本サッカーはエースを失っていたかもしれないのだ。この体験以降、城氏は霊感が強くなったという。

(鈴木誠)

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