政治

【永田町で急浮上】石破茂が5度目の総裁選出馬でも勝利の道を閉ざす「占い師の呪い」

 ポスト岸田の有力候補である自民党・石破茂元幹事長に「占い師の呪い」が囁かれている。

 それは約20年前のこと。防衛庁長官として初入閣した頃、知人からある占い師を紹介された。

「難しい星の下にいる。注意深くいかないと自ら運を手放す」

 占い師はそう助言したが、石破氏は「人の顔色を見ながら、何が政治家だ」と一蹴してしまった。

 その後の石破氏は自民党総裁選に4度出馬するが、いずれも敗退。そして岸田政権が危機にある中、各種世論調査では次期総裁として国民からの期待は高い。それでも永田町では「占い師の呪いがなぁ…」と、石破首相誕生への懸念は消えないのだ。

 石破氏は5月14日夜、東京都内の日本料理店で小泉純一郎元首相、山崎拓元自民党副総裁らと会食した。その際、小泉氏が石破氏に「首相になるための心構え」を説き、

「総理になるためには才能と努力と運が必要。努力の中で義理と人情を大切にしなさい」

 とアドバイスしたという。出席者は石破氏に「次の総裁選に立つべし」と激励。会食後、石破氏は「昔話をしただけ」とのみ語ったが、自民党関係者は、

「義理と人情、石破氏にこの2つの言葉があればな…」

 とこぼした。

 20年前、「自分は首相になれるか」とズバリ聞くと占い師は、

「あなたは正解を言うことが正しいと思っているが、それでは人心がついてこない。口の利き方に気を付けた方がいい」

 石破氏はこれに「正論を言うことを我慢して首相になっても意味がない」と反発。

「あなたの言うことは聞かない」

 と一刀両断すると、占い師は激怒したという。石破氏はこれ以降、占い師に呪われたように、助言の真逆をいく政治家人生を送っている。

 今回の自民党の裏金問題でもひとり正論を吐き、テレビに出演しまくり。

「こういう時こそ下働きで汗をかかないと、人の上には立てない。また一人、いい子ちゃんだ」

 と党内で陰口を叩かれる始末。今秋の総裁選に石破氏は立候補する気満々だが、今からでも占い師の助言に従っても遅くはない。

(健田ミナミ)

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