芸能

「アサ芸ギャンブル部」〈内山信二が「ボートレース脳汁メソッド」を激白〉(2)

─内山さん流の舟券の買い方を教えてください。

内山 基本は穴党です。インターネットの配信番組で、予想を書いて爆笑が起きるのは僕くらいのもんですよ(笑)。でも、やるからには当てたい。穴なら穴で、それが来る理由を考えます。それと、できるだけ買い目を絞りたい。仮に、3連単フォーメーションの「1-2-345」「1-345-2」の計6点だと当たるかなと思っても、そこから選手の特徴や腕、モーターなど色々考慮して「1-2-5」とかに絞って当てたいんです。

─ただいたずらに、配当の高い組み合わせを買う、というわけではない。

内山 そうですね。自分を信じて、高めで絞る感じです。6アタマ(6号艇の選手が1着)を買うとしても、自分の中では来るだけの理由がある。そういうのしか買いません。最近は、穴を的中させて周りの人に「な!? 来ただろ」って言いたいだけなのかも、とも思い始めてますが(笑)。

─穴党なら痛い目にも相当あってきたと思いますけど、今までの最大の負け額はいくらぐらい?

内山 具体的な額はちょっとすみません。「ウン百」で許してください(苦笑)。もちろん結婚前ですよ。「この日に勝負だ!」と決めて、軍資金をたんまり持って朝から行ったんですけど、最終レース前でマイナスだったんです。

「こうなったらブロック(1000万円)取ってやる!」と追加投資したんですけど、見事にやられました。絶対に逃げると思った1号艇がスタート直後にまくられてしまって‥‥。

「人間ってある程度の金額を超えると、声も出ないんだなあ」って実感しましたね(笑)。ヤジも飛ばせず、ただ1点をボーッと見つめるだけでした。

─逆に大勝ち、成功体験で言うと?

内山 これも金額はちょっと控えますが、配当で1600倍が最高です。生配信の番組内でも何回か1000倍は取らせてもらってますね。何千人って人が見ている前で1000倍取れたら気持ちいいですよ〜!

 それとは別で、一番うれしかった的中もあります。7、8年前かな。岡山のボートレース児島に事務所の後輩とプライベートで旅行に行って。「これが外れたら帰りは新幹線に乗れないぞ」という状況で、最終レースで展開をバッチリ読んで当てたんです。汚い話ですけど、体から全部の液体が出るんじゃないかと思うくらい興奮しました。

─絶頂に達したと(笑)。

内山 達しましたねえ。朝からとにかく当たらなくて、でも、最終レースは絶対にやりたい。正直に言うと、11Rの時点で、取っておいた新幹線代にちょっと手をかけてて、最終レース前には、すでに鈍行か深夜バス分のお金しかなかったんです(笑)。そこで、とにかくよく見えた2号艇をアタマにして「2-134-134」の3連単を買いました。そしたら1番人気の1号艇が飛んで万舟の高配当だったので、新幹線で帰れたという。

─最初から新幹線代は別にしておけばいいだけの話じゃないですか!

内山 この話の大事なところはそこじゃない。1(号艇)から買わなかった僕を誉めてほしいんですよ(笑)。ただ、大きな声では言えないけど「使っちゃいけないお金を使ってからが、本当のギャンブルだ」という気持ちも、ギャンブル好きならどこかにちょっとはあると思うんです。

 読者の方には僕を反面教師にして、自分の許容範囲内で楽しんでほしいです。趣味がゴルフや車、ファッションだったとしてもお金はかかるわけで、僕はそのお金をボートレースに使っている、という感覚。僕自身、今後は許容範囲を超えないように気をつけながら楽しみたいですね(笑)。

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