スポーツ
Posted on 2025年08月22日 11:30

「門倉健の再来」DeNAバウアーが10敗目で皮肉られOBには「切羽詰まってる」

2025年08月22日 11:30

 横浜スタジアムに、再び重苦しい空気が広がった。8月21日、先発のマウンドに立ったのは、トレバー・バウアー。腰の違和感からの復帰登板は“救世主再来”を期待させたが、現実は厳しかった。6回3分の1を投げ9安打5失点。広島打線につかまり、自身7連敗となる今季10敗目を喫した。

 象徴的だったのは2本の被弾だ。4回、モンテロに真っ向勝負の球を左翼スタンドへ運ばれ、7回にはファビアンに痛恨の2ラン。解説陣も厳しい評価を下し、野村弘樹氏は「ストレートを本塁打されたのは気になる」と指摘し、平石洋介氏は「表情が険しく切羽詰まっている」と精神面の不安を口にした。
 
 試合後、バウアーは自身のXに「He Hit a Home Run… Then We Rematched.」と記し、過去にモンテロを三振に仕留めた映像を投稿。被弾を受けた悔しさをにじませつつ「やられっぱなしではない」と訴える意図が見えたが、この日の試合では三振を奪っておらず、編集映像に対してファンからは「負け惜しみでは」と冷ややかな声も上がった。

 そうした中で飛び出したのが「門倉の再来」という指摘である。横浜時代(2004~06)の門倉健は、長身の速球派として期待されながら、好投しても援護に恵まれず「負け運投手」と揶揄されることが多かった。加えて強気な発言も多く、その点はどこか現在のバウアーと重なる。ただ、門倉の成績を振り返ると、横浜に移籍した初年度の2004年は4勝8敗と黒星が先行したものの、在籍した3年間の通算は25勝25敗で五分。05年は11勝8敗、防御率3.37と、シーズンを通して活躍している。つまり「不運な投手」と言われつつも、数字の上ではきちんと結果を残した年もあったのである。
 
 それに比べ、今季のバウアーは20試合で4勝10敗、防御率4.34。数字が示すのは、内容にかかわらず結果に結びつかない現実だ。

 Xにアップされた「リベンジ映像」が闘志を示す一方で、チームが求めるのは単発の見せ場ではなく、勝利を呼び込む投球だ。名声を背負って再来日した右腕が、この汚名を晴らす日は訪れるのか──。その答えを待つ声は、日に日に大きくなっている。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月08日 08:00

    最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月09日 06:45

    例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/10発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク