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パリ五輪サッカー代表「開催国フランス戦」ドローでも合格点だった「対応能力」と藤田譲瑠チマの「圧巻シュート」

 7月18日、日本時間の7月18日早朝に行われたサッカーU23の強化試合、日本五輪代表VSフランス五輪代表戦を、城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルでさっそく評価した。まずは1-1のドローという結果に、合格点を出す。

「結果を見れば、ものすごく良かったような気がします」

 一方で、ゲームの入りを問題視。

「フランスは10番のラカゼット選手がこの試合にフィットしていなかったので、チャンスで外してくれてラッキーだったという印象です。これが決まっていれば立ち上がりから失点して、非常に苦しいゲームになったと思う」

 それでも日本の対応力には理解を示したのである。

「日本は運を味方にしながら、少しずつ対応できるようになっていった。この対応能力という部分に関しては、すごく良かったんじゃないかと思います」

 そして城氏が指摘する課題は、以下のようなものだった。

「攻撃陣に関しては、少し考えてしまうと、すぐに相手に追われてしまう。この辺のシンキングスピードがちょっと違った、というのを痛感したはず。スピードとか間合いに対応できない状況が続いてしまったのは、日本の課題」

 特によかった選手として名前を挙げたのは、藤田譲瑠チマ。

「藤田選手のゴールはキーパーを冷静に見ながら流し込むシュートで、本当に落ち着きがあった。藤田選手の動きを見ていると本当に堂々としてますし、周りが見えている。フランスを相手にしても、うまく間合いを取りながら縦パスとか、ここぞというところの仕掛けはすごく良かった」

 次の試合はパリ五輪の初戦パラグアイ戦。自信を持って戦ってほしいと、城氏はエールを送ったのである。

(鈴木誠)

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