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Posted on 2024年08月12日 09:59

大混セで広島カープの優勝を後押しする「1991年とほぼ同じ」な「数字と戦力、勝ちパターン」

2024年08月12日 09:59

 セ・リーグの首位攻防戦は広島、巨人、阪神が三つ巴の争いを展開し、シーズン終盤まで大混戦が続きそうな様相だが、ここで広島ファンには嬉しいデータが明らかになった。

 広島は2016年から2018年まで3連覇したが、それ以前の優勝は1991年まで遡らねばならない。1991年当時の成績を振り返ると、チーム防御率は3.23で、これは西武の3.22に次ぐ12球団中2位。使用球や野球スタイルの違いなどもあり、現在の数字と単純比較することはできないが、打撃力よりも投手力で勝ち進んできたパターンが今季とそっくりなのだ。

 当時は佐々岡真司、川口和久、北別府学が先発投手の3本柱で、抑えは大野豊が最優秀救援投手を獲得する盤石ぶり。現在は大瀬良大地、床田寛樹、森下暢仁がその3人に代わり、絶対的守護神には栗林良吏がいる。

 一方、1991年の本塁打は江藤智の11本、野村謙二郎の10本と、2桁を達成したのはわずか2人。翻って現在は、1軍に復帰したばかりの末包昇大が7本、坂倉将吾と菊池涼介の6本がこれに続いており、当時リーグ4位のチーム打率2割5分4厘という貧打も酷似している。また1991年はアレンとバークレオが揃って不振で、外国人に頼らない打撃陣も驚くほどそっくりだ。

「赤ヘル打線」というが、もともと広島の野球は機動力を前面に出し、得点を奪い、守り抜いて「耐えて勝つ」のが真骨頂。今でもそのチームカラーは変わっておらず、今季も夏場をなんとか投手陣が乗り切れば、秋には大きな収穫が期待できるのではないだろうか。

(ケン高田)

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