社会
Posted on 2024年08月13日 05:58

遭遇困難!引退決定の「ドクターイエロー」を1日2回「確実に見られる日」が判明した

2024年08月13日 05:58

「見ると幸せになれる」と言われている「ドクターイエロー」。正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」で、JR東海とJR西日本がそれぞれ1編成ずつ所有している。走る機会が少なく、運行時刻が公開されていないことから、遭遇するのは困難だ。しかしそんなドクターイエローを、絶対に見ることができる日がある。

 それはドクターイエローの体験乗車イベントが行われる10月12日(土)だ。JR西日本のT5編成を使ってJR東海が行うイベントで、東京を14時51分に発車して、新大阪17時24分着。そのままJR西日本が行うイベントに移行する。詳細な時刻は発表されていないが、新大阪から博多駅までT5編成が走ることが決まっている。

 さらにこの日はもうひとつ、ドクターイエローの体験乗車イベントがあり、JR東海のT4編成を使った2本目は東京を15時51分に発車し、新大阪に18時24分に到着する。1本目と同様に、T4編成はJR西日本のイベントにそのまま用いられ、新大阪から博多駅まで走行する。

 JR西日本はさらに10月15日にも、体験乗車イベントを実施。T5編成が博多と岡山の間を一往復する。時刻は明らかにされていないが、往路(博多発岡山行)は集合時間が7時30分で、解散が12時15分となっていることから、この間に走行するのは確実だ。復路は13時30分集合で、18時30分に解散。往復どちらも見ることができれば、この日も2本のドクターイエローに会えるのだ。

 見るのであれば駅がいいと、鉄道ライターは言う。

「新幹線は高架を走るので、走行中の姿を見られるポイントは少ないんです。しかも新幹線は速いため、スマホで撮影するのが難しい。入場券を買って新幹線ホームで見るのがいいでしょう。混んでいる可能性があり、駅員の指示に従って、みんなで譲り合って撮影して下さい」

 JR東海のT4編成は来年1月に引退が決まっている。JR西日本のT5編成も2027年度頃に引退予定だ。ドクターイエローを確実に見ることができるのは、これが最後になるかもしれない。

(海野久泰)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月22日 20:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月17日 20:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月24日 20:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク