芸能
Posted on 2015年02月12日 09:55

テリー伊藤対談「コロッケ」(2)コロッケさんは“進化する芸”だね

2015年02月12日 09:55

20150212l

テリー 番組の意向と合わないというのは、どういうことだったんですか。

コロッケ 番組は1つのネタで持ち時間が長くて1分半だった。だけど、僕は3分以上欲しかったんです。僕がロボットをやり始めた時‥‥。

テリー あ、五木(ひろし)さんのものまね?

コロッケ はい。五木さんのロボット。これはネタとしては4分必要だったんですよ。でもそれは無理だと言われて、最初は我慢していましたが、2年たったら「もういいかな」と思って。そこで「別のテレビ局でものまね番組をやりたい」という話をさせていただいて、最終的に日本テレビに出ることになった。そこでは3分以上の時間をもらえたので、試行錯誤していくうちに「あ、コロッケ、ちょっと変わったよね」と言っていただけるようになったんです。

テリー そこでまた一皮剥けたと。

コロッケ 僕は、最初にやった五木さんのものまねと、現在の五木さんのものまねは、変わってなきゃいけないと思ってるんですよ。20年前と同じことをやってたら、芸人として錆びていると思うんです。

テリー 1つのことを自分の定番にするんじゃなくて、どんどん進化させていくわけだ。

コロッケ そうなんです。実は僕、ネタ帳って1冊もないんですよ。

テリー 全部頭の中なの?

コロッケ いえ、忘れるものも多いですが、そこにあまり固執しないというか。今だったらどういう話題がいいんだろう、何がはやってるんだろうと常に考えるんです。例えば五木さんのロボットも、前はカクカクしたロボットの動きだったんですけど、今はCG(コンピューターグラフィック)タイプのロボットなんですよ。

テリー 前は「ロボコップ」みたいな、ギクシャクした動きを見せていたけど、そういうロボットじゃなくなっていると。

コロッケ そうなんです。CGだと、少し滑らかな揺らぐ感じが動作に入るんですね。そうするとCGで作ったロボットのように、よりリアルに見える。だから新しい映画を観ると、物語よりもそういった表現部分に注目しちゃいますね。

テリー コロッケさんは「お約束」に縛られないものを作り続けてますよね。NHKで、ものまね何連発でしたっけ‥‥。

コロッケ 2010年の30周年記念の公演ですね。最後に「ものまね100人メドレー」というのをやりました。

テリー 僕、ビデオに録って、今でも持ってます。最後、85人ぐらいから「あと15人、どうするんだ」と思って見てましたよ。

コロッケ ハハハ。あの時に恐竜やニワトリの芸も生まれたんですよね。意味のわからないようなものも入ってる(笑)。

テリー それがまたおもしろいんだよね。ものまねの価値観を変えたというか。

コロッケ そう言っていただけるとありがたいです。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク