芸能

「オドオド×ハラハラ」に続く「打ち切り水域」番組は「誰も興味がなくなった」かまいたちのアレ

 オードリーとハライチによる「オドオド×ハラハラ」(フジテレビ系)は、9月19日が最後の放送だった。元テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行氏の演出による期待のバラエティー番組だったが、わずか1年で終了。最終回は特にそれにあまり触れることなく、あっさりと終わった。

「個人視聴率はよくて2%台、時には1%台の回もありました。もともと木曜20時の枠で始まりましたが、今年4月の改編で『街グルメをマジ探索!かまいまち』の開始に伴い、放送時間が1時間繰り下がって再出発。しかし、もともと視聴率が定着していない番組が枠移動しても、数字が伸び悩むのは当然です。自らオードリーとハライチでやりたいと言って番組を作り、結果を残せなかった佐久間氏は、しばらく登板がないのでは」(放送作家)

 さて、そんなフジテレビで次に打ち切りが囁かれている番組がある。

「ズバリ、先の『かまいまち』です。こちらは木曜20時、裏に『ぐるナイ』(日本テレビ系)や『人間観察バラエティ モニタリング』(TBS系)が控える激戦区。後発の番組が不利であることは自明の理ですが、そもそも企画性が高くありません。芸能人がひとつの街を探索し、その街のNo.1グルメを決めるというもの。コスパは非常にいいのですが、週末の昼の時間帯に放送されているようなプログラムで、やはり『勝てないコンテンツ』となっている。8月からスタッフの一部入れ替えがあり、企画も若干変更。それまでかまいたちはロケに行っていたのですが、最近は直売所など、すぐ売り切れる最速グルメをランキング化したVTRをスタジオで見る番組になってしまいました」(前出・放送作家)

 ゴールデン帯に誰もが見られる番組にした結果、誰も興味がなくなってしまうという、皮肉な事態となっている。

 さらには「オドオド×ハラハラ」の後番組も危ういという。放送作家がさらに続ける。

「後番組は東野幸治とSnow Man・渡辺翔太がMCの『この世界は1ダフル』です。様々な業界の第一線で活躍する一流たちに、人生でいちばんスゴい話=1ダフルなエピソードを聞いていくバラエティー番組とのこと。今年5月の特番が好評だったことからレギュラー化に至ったそうですが、たった一度の特番で昇格させなければならないところに、フジテレビのソフト不足がうかがえます。いずれにしてもこのテの教養バラエティーは化学反応が起きにくく、地道に放送を重ねていかないと固定客に結びつきにくい。これも短命に終わるか、時間帯を降格させられて続いていくかもしれません」

 さてどうなるか、成り行きを見守りたい。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策