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記事全文を読む→サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「マイネルフロストが“3強”の一角を崩す」
いよいよ春競馬の開幕だ! 中山で行われる「中山記念」はGI馬3頭が人気を分け合う形だが、万券王・水戸氏は3強崩しの一番手にMフロストをあげた。一方、阪神の「阪急杯」は、昨秋のマイル王ダノンシャークに注目!
イスラボニータ、ヌーヴォレコルト、ロゴタイプ。毎年、顔ぶれのいい中山記念だが、今年はGI馬3頭が名を連ねる豪華版だ。
イスラボニータとヌーヴォレコルトは、ここが今期の始動となる。
前者は、ジャパンC9着以来、3カ月ぶりの実戦。そのJCは、自身初めての着外。距離が長かったことが敗因にあげられているが、だからそれまでにない疲労感もあったそうだ。
しかし放牧等でしっかりケアされたことで回復は早く、1月半ばに帰厩してからはしっかりと追われて本来の姿を取り戻している。
後者は、エリザベス女王杯2着惜敗以来、これまた3カ月ぶりの実戦。こちらは、休養入りはレース前から決まっていたことで、間が開いても調整に抜かりはない。1週前の追い切りも文句なしで、臨戦態勢はきっちり整っている。
この2頭に今期3戦目になるロゴタイプが激突するのである。見応えある白熱したレースになること請け合いだ。
が、馬券となるとどうだろう。「3強」で決まるとは思いがたい。頭数は少ないものの、骨っぽい顔ぶれがそろっているからだ。「3強」は定量より1~2キロ重い斤量を背負っての競馬。このへんも微妙に影響しそうである。
かといって大きく荒れるということはあるまい。03年に馬単が導入されて以降、その馬単で万馬券になったのは2回(馬連では1回)。1度は不良馬場でのもので、1番人気が4勝(2着1回)、2番人気が3勝(2着2回)というデータからも、紛れはあっても「3強」がそろって連対を外す可能性は小さいだろう。
では「3強」に割って入る馬は、どれだろう。メンバーを見渡してみてわかることは、生きのいい明け4歳馬の顔ぶれがいいことだ。ステファノス、タガノグランパ、そしてマイネルフロストである。
いずれも魅力たっぷりで今後の活躍が見込まれている。ならば、この3頭のどれかだ。
穴党として最も食指を動かされるのは、マイネルフロストである。
今期3戦目。中山金杯は菊花賞後の一戦で、一息入っていた。体重に変動はなかったが、馬体に締まりがなく、余裕残しの作り。追いだしてから反応が鈍ったのは、そのためだ。
前走のAJCCは4着。直線、馬群をさばき、外に持ち出して詰め寄った末脚には見どころがあった。出遅れなければ‥‥と悔やまれるレース内容で、勝ち馬とコンマ3秒差の結果は評価されていいだろう。
「まだまだ良化の余地十分」とは、前2走でコンビを組んだ松岡騎手の弁だが、そのとおり、この中間は稽古の動き、気配とも満点と言っていいもの。1週前の追い切りも軽快かつリズミカルだった。
であるなら叩き3戦目。変わり身を見込んでいいのではないか。
父は今回と同じ舞台の中山1800メートルの重賞(スプリングS)を勝ったブラックタイド(ディープインパクトの全兄)で、母系はマイラー色が濃い。
「今回は、フロストにとって走れる条件がそろっている」
とは、高木調教師が強調するところ。十分にうなずけるというものだ。良馬場条件に大きく狙ってみたい。
相手は当然「3強」となるが、タガノグランパの存在も軽く見るわけにはいかない。前2走とも10着に敗れているが、勝ち馬との差は大きくなく、状態しだいでは巻き返しがあっていい。展開に左右される面はあるが、ツボにはまった際のしまいの脚は強烈。“一発”があっていい。
◆アサヒ芸能2/24発売(3/5号)より
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