芸能

令和ロマン「M-1連覇」に「バッテリィズに勝たせたかった」の声が噴出した「テレビ局の都合」

 年末恒例の漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」決勝大会は、令和ロマンが大会初の2連覇達成という結果となったが、その背景をお笑い番組に携わるテレビ関係者が解説する。

「昨年と同様、抽選で令和ロマンが不利なトップバッターとなり『さすがに今年はダメだろう』と思いましたが、難なく2位抜け。同じく優勝候補に挙げられていたヤーレンズが思いのほか伸びず、一発の破壊力で今大会のダークホースとみられていたトム・ブラウンが予選ラウンドで敗退するという運も、令和ロマンに味方しましたね」

 そんな大会で一躍、脚光を浴びたのが、ファイナルラウンドにトップ通過した バッテリィズだった。テレビ関係者が続ける。

「バッテリィズの『偉人の言葉』ネタは、とにかく無知なキャラのボケ(エース)と鋭いツッコミ(寺家)のかけ合いが見事にハマッていて、審査員も視聴者も度肝を抜かれた。今後のブレイクは間違いないでしょう」

 誰よりも爪痕を残したバッテリィズだが、

「私も含めて、業界内では『令和ロマンよりバッテリィズに勝たせたかった』という声が多数出ています」(放送作家)

 その理由とは何か。

「令和ロマンはテレビの仕事を意図的にセーブしているので、『M-1』で連覇したとしても、テレビ業界へのメリットは少ないんですよ。片やバッテリィズは2025年以降のバラエティー番組に出ずっぱりになるのは確実。バッテリィズに『新M-1王者』の肩書があれば、出演番組の視聴率はさらに期待できた、という考えですね」(前出・放送作家)

 業界人の偽らざる本音であった。

(山倉卓)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
4
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
5
「絶対にやめろ」に大反発!トルシエ元日本代表監督が初めて明かした日本サッカー協会とのバトル