スポーツ
Posted on 2025年01月15日 12:05

「イチローって誰? 見たことない」米殿堂入り投票記者の「バカ投稿」がブチ壊す「満票選出」

2025年01月15日 12:05

 全米野球記者協会(BBWAA)が1月21日(日本時間22日)に2025年の米殿堂入り表彰者を発表するが、可能性が高まるイチロー氏の「満票選出」に、思わぬ「横ヤリ」が入った。

 イチロー氏は2001年にオリックスからマリナーズへ移籍すると、メジャーリーグで19年間プレー。通算3089安打、打率3割1分1厘という突出した成績を残し、数々の記録と伝説を残している。

 当然ながら殿堂入りは確実視されており、野手では初となる満票選出への期待は高まった。

 1月14日時点の集計サイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」では、投票の38.8%にあたる152票が公開されており、イチロー氏は100%の満票を維持している。これまで満票選出を果たしているのは2019年のマリアノ・リベラ投手のみで、イチロー氏が満票選出されれば2人目。野手では初となる。

 そんな中で入った「横ヤリ」とは何か。それは投票権を持つという、とある記者のSNS投稿だ。

〈これが私の2025 BBWAA HOF投票用紙だ〉

 記者はそう綴ると、イチロー氏ではなくフィリーズの主軸を担ったスター二塁手のチェイス・アトリーにチェックを入れた投票用紙を公開。フォロワーから〈イチローには投票しないのか〉と問われると〈ごめん、誰? 私は彼の試合を見たことがないんだ〉と答えている。

 これにはアメリカの野球ファンも大激怒。「イチローがこのバカから票をもらえない理由が知りたい」「君は本当にバカだ。10票あるのに1票しか使っていない」などと非難轟々だ。

 米殿堂入り投票は、BBWAAに10年以上所属している記者約400名に投票資格が与えられ、通常25人から40人の候補者のうち、最大10人までの名前を書いて投票するのがルール。ファンからは「耳目を集めたいだけのニセモノ記者」との指摘もあるが、過去にはイチロー氏を上回るWAR(走攻守投を総合的に評価する指標)93.5、3166安打、DRS(守備における失点をどれだけ防いだかの指標)+200を記録したドミニカ共和国出身のエイドリアン・ベルトレが、投票率95.1%に留まったことを考えると、「日本人」の受賞を快く思わない層を刺激する可能性は否定できない。

「こういう人物を魅了してこその、満票殿堂入り」という声も聞こえてくるが、はたしてどうなるか。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月08日 08:00

    最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月09日 06:45

    例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/10発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク