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記事全文を読む→グレート義太夫「血糖値630で医者もビックリ」/テリー伊藤対談(1)
「あんちゃん、見た目がおもしろいな」とビートたけしからスカウトされ、バックバンドから軍団入りして多くのバラエティーで活躍したグレート義太夫。昨年、心筋梗塞で死の淵をさまよったが、快復してギターを片手に舞台に立つ。生還を祝して天才テリーと旧交を温めた。
テリー 元気?
義太夫 何とか生きてます(笑)。去年の8月に心筋梗塞で死にかけましたけど。
テリー ねぇ。それ聞いて心配してたんだけど。心筋梗塞になった? それとも見つかったの?
義太夫 見つかったんです、人工透析の前に。血圧が70しかなくて、聴診器あてたら「心音がおかしいから透析やらずにすぐ東京医大に行ってくれ」って言われて。いつもみたいに透析してたら命が危なかったです。
テリー 元は糖尿病が原因でしょう。いつから糖尿病なの?
義太夫 37歳です。親父が36歳の時に糖尿で死んだんですよ。その1年後に発病しました。
テリー 太ってたもんね。
義太夫 そうですね。昔は114キロぐらいあって。糖尿病が見つかる2、3年前にデブを集めて番組をやったんですけど、その時に体重計に乗ったら、99キロしかなかったんですよ。
テリー もう糖尿が進行してたってこと?
義太夫 はい。でも、自分では全然気づいてなくて。
テリー 何でわかったの?
義太夫 最初は目に来ました。家でテレビ見てたら映画の字幕がボヤけて見えないんですよ。夏だったから、汗かいて、水飲むじゃないですか。トイレが近くなって、夏のせいだと思ってたんですよ。それで立ち上がろうとした時に、そのまま倒れたんですね。当時一緒に住んでた奥さんが救急車を呼んでくれたんですけど。
テリー 今、奥さんは?
義太夫 逃げられちゃいました(笑)。
テリー そうか。で?
義太夫 それが土曜日だったんですよ。だから検査も何もできないって。
テリー 救急病院に行けばよかったのに。
義太夫 そうなんですけど、まさか自分がそんなマズい状況だとは思ってなくて。それで栄養剤の点滴を打たれて、帰って、月曜日に血液検査をしたら、空腹時の血糖値が630あって。普通の人は100ぐらいだから医者もビックリして、「普通はこんな会話できる状態じゃないですよ!」って言われて、2週間ぐらい入院したんですけど。
テリー ふーん。
義太夫 糖尿病が怖いのは痛いとかツラいは全然ないんですよ。だから薬がなくなってももらいに行かず、インシュリンも打たず‥‥みたいな生活をしてたら、その間にどんどん体がおかしくなって。糖尿病って血液の病気なんで、どこに症状が出るかわからないんですって。脳に出れば脳梗塞だし、目に出れば白内障だし。
テリー なるほど。
義太夫 で、僕は腎臓に出ちゃって、まず「糖尿病性腎症」になったんですね。毛細血管がどんどん詰まっていくから、腎臓が機能しなくなっていくんです。そうすると体内の毒素は出ないし、オシッコも出なくなるし。でも、そんな状態でも医者の言うことを聞かずに食べたいものを食べてたら、今度は腎不全になって、「人工透析してください」って。
テリー それが何歳の時?
義太夫 50歳ぐらいですね。
テリー じゃあ、37で糖尿病が発覚して、13年ぐらい、ほぼほったらかしだ。
義太夫 ええ。完全に不良患者でしたね。
ゲスト:グレート義太夫(ぐれーと・ぎだゆう)1958年、東京都生まれ。ビートたけしのバックバンドのメンバーとして活動を開始、後に「たけし軍団」入り。「オレたちひょうきん族」「スーパーJOCKEY」「北野ファンクラブ」など、多くのバラエティー番組で活躍。また、2001年から蜷川幸雄氏演出の舞台に出演し、役者としても活動。1995年、糖尿病の診断を受け、やがて糖尿病性腎症を発症。2007年、人工透析治療を開始。透析治療を受けながら芸能活動を続ける。2009年、発病から透析までをつづった闘病記「糖尿だよ、おっ母さん! 」(幻冬舎)発売。現在は「ボーイズ・バラエティー協会」に所属し、「浅草東洋館」で定期的に舞台に立つ。
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