スポーツ

新外国人に教える日本語は「オマエもがんばれよ」猛虎キャンプで能見篤史が明かした「監督・コーチ事件」

 沖縄の宜野座で行われている阪神タイガース春季キャンプ。その模様は具志川キャンプも含めて連日、CSスポーツチャンネルの「スカイA」で生中継されている。

 2月18日の放送で紹介されたVTRで思わず笑ってしまったのは、新外国人のジョン・デュプランティエ投手に対するインタビューシーンだった。レポーターから「日本語の勉強はしていますか。教えてもらった日本語はありますか」と問われると、デュプランティエは「お先です!」と叫ぶや、猛ダッシュでレポーターのもとから走り去った。

 すぐに戻ってきたデュプランティエ曰く、

「『お先です!』は数人のチームメイトから教えてもらった日本語です」

 この電撃パフォーマンスに、レポーターもスタッフも大爆笑。VTRは笑いの余韻とともに終了したが、話はこれで終わりとはならなかった。

 この日、猛虎キャンプレポート中継の解説者として出演していたOBの能見篤史氏が、デュプランティエの爆笑パフォーマンスを引き取る形で、エース左腕として鳴らした阪神時代の爆笑秘話を、次のように披露してみせたのだ。

「今でこそ新外国人には『キレイな日本語』を教えるようになりましたが、われわれの時代にはまず『ヤバイ日本語』を教えたものです。新外国人に最初に教えていたヤバイ日本語の代表格は『オマエもがんばれよ』でした(笑)」

 とにかく「オマエもがんばれよ」と言っておけば間違いはない――。能見氏によれば、これを真に受けた新外国人の中には、監督やコーチにもヤバイ日本語を連発していた選手がいたという。例えば、こんな具合だ。

監督「調子はどうだ」

新外国人「オマエもがんばれよ」

コーチ「明日はスタメンでいくぞ」

新外国人「オマエもがんばれよ」

 まさに爆笑モノである。

(石森巌)

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