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オリックス・宗佑磨は遅くまで元気に飲み歩き「お疲れ様でした!」/プロ野球12球団「キャンプ珍事件簿」(2)

 先の空港に話題を戻そう。保安検査場を通過する巨人御一行の中でも、眠たそうな顔を隠せないのが内海哲也投手コーチ(42)だった。前夜に飲食店街で目撃していた地元住民が耳打ちする。

「歓楽街〝ニシタチ〟の西銀座通りにあるスナック『A』で杉内俊哉投手チーフコーチ(44)ら数人と飲んでいました。日付が変わる頃には内海コーチの顔は真っ赤。帰りに人目のつかないところまでタクシーに迎えに来てもらっていたのですが、乗車間際にスナックのママと互いの手のひらを2秒弱重ね合わせていました。よほど、宮崎の夜が名残惜しかったのでしょう」

 未曾有の寒波が列島に襲来しようが、宮崎の夜には関係ない話。その証拠に、記者が街をパトロールするとあちこちで選手の姿が目撃された。9日22時頃に中央通りを歩いていると、オリックスの宗佑磨(28)とエンカウント! 恵比寿通りに差しかかるエリアのビル3階に入るダーツバー「B」に友人らしき男女数名と入っていった。

「ダーツができるバーカウンターの席と、カラオケができる個室があります。個室は1人あたり2時間4000円で、誰でも利用できます。ただし、キャンプシーズンは毎日のようにプロ野球関係者が個室に入り浸っているので、予約が取りづらい状況です」(地元住民)

 23時過ぎには遅れて合流したメンバーを迎えに表に出てくる場面も。たまたま居合わせた野球ファンにザワつかれるも、気にする素振りもなく個室へと戻っていく。深夜1時を過ぎるとほとんどの店が閉店時間を迎え、歓楽街のど真ん中にも静寂が訪れたが、個室からはG-DRAGONの「ピタカゲ」や、THE BOOMの「島唄」などの大合唱が漏れ聞こえてきた。同じビルの別の店で働く男性が振り返る。

「宗はめちゃくちゃ酔っ払っていました。2時過ぎに個室の前で騒いでいる場面に遭遇したのですが、エレベーターから出てきた別の客に『お疲れさまでした!』と意味不明な挨拶を威勢よくしちゃうレベルで‥‥」

 一方で、2時30分頃にはビル1階の喫煙所で一服する宗を発見。煙草を吸い終わるなり1人で西銀座通りにあるスナック「C」に移動してしまった。

「日本ハムやオリックスの若手選手の溜まり場になっている店です。オリックスの吉田輝星(24)や日本ハムの清宮幸太郎(25)も宮崎に来るたびに訪れているようです」(飲食店経営者)

 主力選手に負けじと、ハッスルしていたのが、前監督の中嶋聡スペシャルアドバイザー(55)だ。4日23時過ぎ、ルンルン小走りする姿をキャッチ! なんとニシタチの中心部にある「風俗無料案内所」に直行した‥‥と思いきや、後ろから追走してきた妙齢の女性に「そっちじゃないわよ」と言わんばかりに隣の酒屋へと引っ張られていった。しばし2人でお酒を選ぶ姿は熟年夫婦のごとし。会計はツレに任せたのだろう。数分後に中嶋SAだけが先に店から出てきて西橘通りを軽快に疾走。そのまま大通りに面したコンビニで、ヘパリーゼドリンクを購入してウキウキ顔で夜の街に消えてしまった─。

 そんな上機嫌ぶりとは裏腹に、昼間に視察で訪れたキャンプ地では〝脱中嶋イズム〟が急速に進んでいるようで、

「腹心だった中垣征一郎元巡回ヘッドコーチ(55)が課していた、鉄の棒を両肩にかついで体重移動を身につけさせる『ドリル』はメニューから撤廃。主力以外は認められていなかった個人トレーナーとの契約や、やり投げトレーニングも解禁となった。練習の自由度が格段に上がりました」(オリックス若手選手)

 3連覇から、初めてBクラスに転落しただけなのだが‥‥。嫌な思い出は飲んで忘れるに限るのだろう。

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