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記事全文を読む→「ワイドナショー」ラスト1カ月で「フジテレビ批判」の古市憲寿氏を排除した「見識」
3月30日の放送をもって幕を閉じる「ワイドナショー」(フジテレビ系)。ラストを華々しく締めくくろうと、最終週まで、過去に何度も出演してきた常連コメンテーターが大挙して出演すると発表された。事実、3月2日には今田耕司、ヒロミ、オズワルド伊藤俊介、神田愛花、鈴木おさむが登場し、番組を盛り上げている。
出演予定コメンテーターの顔ぶれはすでに決まっており、今回の5人を含めて計14人だという。ところがその中に、初期から出演してきた社会学者・古市憲寿氏の名前がないのだ。終了まで残り1カ月、どの回にも出演しないことがわかった古市氏は、Xで複雑な思いを発信している。
〈フジテレビのことを色々言ったせいか、最後まで呼ばれないみたいで残念ですが〉
〈とても感謝している番組です。11年間、お疲れ様でした!〉
中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビのコンプライアンス体制の見直しについて、古市氏は1月23日の「めざまし8」(フジテレビ系)に出演した際に、長く実権を握っている87歳の日枝久取締役相談役ら経営陣を猛批判。
「フジテレビに出られなくなってもいいから言うんですけど」
そう切り出した上で、ズバリ直言したのである。
「フジサンケイグループ代表の日枝さんを中心とする経営陣に一回、どいてもらわないと、どんな問題も収束しないと思うんですよ。普通に考えて、こういう影響力のある企業として87歳の方が、数十年にわたって権力を持つ、いまだに人事権とか影響力を持つのはおかしいと思うんですよ」
この発言以降も古市氏は「めざまし8」には出ているが、「ワイドナショー」のラスト1カ月に呼ばれなかった根底には、複合的な要因があるのだろう。中居氏と被害女性を繋げたとされる元編成幹部がかつて、同番組のチーフプロデューサーだったとされること、被害者からの相談を取り合わなかったのが、同番組の進行を務めていた佐々木恭子アナだとされること、そして中居氏の代理弁護士が番組常連であること…。
「中居スキャンダルが他局で取り扱われるようになってからも、『ワイドナショー』は報道を最小限にとどめ、しかも今田やヒロミのような御用コメンテーターに『何が真実か分からないのだから、ことさら言うべきではない』といった主旨の発言をさせ、事態の拡大を食い止めようとしてきました。それゆえ、締めくくりに『反体制』の古市氏を登場させ、この問題を蒸し返されることは避けたいのでしょう。毎週のようにネットニュースになるなど、社会的な影響力が大きい『ワイドナショー』は、本来であればフジテレビの自浄作用のため、このスキャンダルの真相を追跡する旗振り役を担うべきだと思うのですが…」(放送担当記者)
3月末には第三者委員会の調査結果が発表される。はたして「膿」を出し切れるような報告が上がってくるか…。
(豊住のぼる)
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