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記事全文を読む→ソフトバンクから巨人に送られた「リチャードの取扱説明書」に明記「とにかくバットに当たらない」
「ロマン砲」の獲得に、巨人ファンが沸いている。ソフトバンクから巨人にトレード移籍したリチャードが背番号52のユニフォームに袖を通し、移籍後即出場の期待が膨らんでいる。
類まれな長打力が最大の武器ながら、1軍でなかなかその力を発揮できなかったリチャード。昨年の契約更改では球団フロントに移籍志願をしたと報じられたが、それが叶った形である。
2軍では2020年から2024年まで5年連続で本塁打王に輝き、2軍通算本塁打は94本を記録するなど素質は十分。巨人でのブレイクを予感させる。
そんな中、ソフトバンクファンから巨人ファンに送られた、リチャードの「トリセツ(取扱説明書)」がある。いったいそこにはどんなことが書かれているのか、順に見ていこうではないか。
まずは守備面からだ。
〈一塁と三塁どちらもこなせるユーティリティー性が魅力。捕球や送球は無難にこなし、堅実な部類に入るでしょう。ただし打撃が不振に陥ると焦りが表情に出やすく、それが守備ポカにつながる危険性があります。守備範囲やスローイング精度は十分に期待できますが、メンタル面の安定が大きなカギとなりそうです〉
どうだろうか。次に打撃面である。
〈長打力のポテンシャルは一級品ですが、実際の打席では「それ振る!?」と「それ振らないの!?」を交互に繰り返すムラっ気が顕著です。スイングのタイミングを狂わせる配球や、チャンスの場面での勝負球に対する真価が問われるでしょう。調子の良い時はスタンド直撃弾、悪い時は三振の山を築くことがあります。最大の懸念点は「とにかくバットにボールが当たらない」こと。一軍の速球や変化球のレベルに慣れるまでは、打席で空振りが続く可能性があります。コーチの指導でどれだけ対応力を身に付けられるかが、成否を左右しそうです〉
続いて人間性の部分をクローズアップしてみる。
〈ごくたまに審判に悪態をつくところも、リチャードらしさ。選手としての闘志の表れとも取れますが、過度な抗議はチームの流れを止めるリスクに。ベンチスタッフの声かけが重要になりそうです。一方で彼の明るいキャラクターは、ムードメーカーとして大きな武器になるでしょう。冗談を飛ばし、チームメイトに気さくに声をかけるなど、ベンチの雰囲気を和ませる存在です〉
…とまぁ、こんな感じである。ソフトバンクファンの観察力はどうだろうか。
今のところ「ケガで離脱した岡本和真の穴を埋める存在」としてのリチャードは、あくまで「期待値」の段階。実際に東京ドームの打席で大きな一発を見せられるかどうかは、未知数といっていい。巨人ファンとしてはそのポテンシャルの高さと人柄を信じ、快音を待ち望みたいところ。豪快な一発が飛び出せば、その瞬間に「移籍成功」のお墨付きが与えられることだ。ソフトバンク・小久保裕紀監督の「実は完成されている」という評価を参考に、新天地でのプレーを見守りたい。
(ケン高田)
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