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「リチャード⇔秋広優人・大江竜聖」交換トレード成立までの「全舞台裏」王貞治会長が「巨人だったら」と…

「舞台裏」がわかってきた。ソフトバンクのリチャードと巨人・秋広優人、大江竜聖の1対2の電撃交換トレード成立までには、あわただしい動きがあった。

 リチャードは2024年までウエスタンリーグで、5年連続本塁打王を獲得した逸材。しかしその5年間、1軍には定着できないまま、通算10本塁打。今年も1軍では6試合の出場で、2軍降格となっていた。球団関係者が声を潜めて明かす。

「リチャードはパワーがあり、王貞治球団会長の秘蔵っ子でした。ソフトバンクでは伸び悩み、いくつかのセ・リーグ球団からトレードの要望が寄せられていましたが、王会長の絡みもあって、巨人だったらと、出すことになったようです。守備がヘタで三振が多く、小久保裕紀監督とはソリが合っていなかった。ガムシャラな性格なので、阿部慎之助監督とは波長が合いそうです」

 小久保監督と阿部監督は巨人で同時期にプレーした、元チームメイト同士。小久保監督が王会長、城島チーフベースボールオフィサー(CBO)に許可を取り、話をまとめた。

 巨人サイドは主砲の岡本和真が左ヒジの靱帯損傷で長期離脱。一塁と三塁を守れる右の長距離砲を補強するため、緊急トレードを願い出た。秋広は2023年に10本塁打を記録し、スケールの大きさやスイングスピードは大谷翔平クラスと言われているのだが…。

「超マイペースで根性や感情を表さない秋広に、阿部監督は不満を持っていました。フルスイングしないで当てにいくことや、タメ口で話す軽さも毛嫌いしていましたね。阿部政権に変わってから窓際に追いやられ、冷遇されていました」(スポーツ紙デスク)

 リチャード、秋広とも現監督とは性格が合わなかったようである。どちらも求められての移籍。環境を変えて大化けしてもらいたい。

(佐藤実)

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