スポーツ

新情報キャッチ!大谷翔平「投手復帰」テスト登板で導入される「仮想空間プログラム」

 ドジャース・大谷翔平の20本塁打到達は、両リーグ一番乗りだった。「球団史に残るハイペース、本塁打王に戴冠した昨季(54本)を上回る量産体制だ」と複数の米メディアが伝えている。

 タイトルを獲得した昨季、20号に到達したのは75試合目。今季は「55試合での到達」となったので、またひとつ異次元の記録が達成されるかもしれない。

「異次元の話」は、打者部門に限らないようだ。投手復帰のプログラムに関する「新情報」をキャッチした。

 5月26日(日本時間)に「投手・大谷」が641日ぶりのマウンドとなるライブBPを行ったのは、既報通り。今後はおよそ1週間に一度のペースでライブBPを続けていく方針だが、シーズン中であり、「打者・大谷」として試合に出続ける必要があるため、「マイナーの試合でテスト登板」ができない。そこでドジャース首脳陣が考え出したのは「試合前にシムゲームを行う」というものだった。

「シムゲーム」とは、PCやスマホのゲーム愛好家の間ではごく普通に使われている言葉だそうだ。現実の事象や体験を仮想世界で体験する意味で使われているが、「走者を置く」「野手を守備に就かせてサインプレーを行う」などのゲーム状況を作り、大谷に投げさせるというものだ。

「オープン戦期間中、調整が遅れている投手や、復帰を目指す投手の実戦感覚を呼び戻す目的で行われることがありますね」(メジャー関係者)

 ペナントレース中のシムゲームは異例だが、マイナー登板できないリスクを補うことはできる。もっとも、負傷した投手をマイナー登板させる目的には「スタミナ対策」もあるのだが。

 いずれにしても「仮想空間」での投手復帰プログラムとなれば、打者・大谷を妨げることにはならず、反対案は出ないだろう。

(飯山満/スポーツライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
新横綱・大の里の新たなライバルになるのは新入幕の「白鵬の弟子」
2
広島カープにまた「呪い」が降りかかる!野球誌がもたらした「まさかの大失速」悪夢の記憶
3
橋本環奈に「すごい才能あり」伸びしろが怪しい女優業を辞めて「司会」に専念してみろ!
4
【珍事発生】プロ野球「球宴ファン投票」で中日ノミネート外選手がまさかの3位に!
5
「あそこまでの天才は磯貝洋光しかいない」城彰二が驚愕したサッカー選手はなぜ消えたか