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記事全文を読む→大谷翔平「世界一の保険料詐欺」犯行グループが「ありえない手口」でカネを騙し取ったカラクリ
二刀流の復活に日米通算300号本塁打と、野球ニュースの中心で飛躍し続けるドジャース・大谷翔平の「利用価値」は、とてつもなく高いようである。その絶大な知名度を悪用した「詐欺事件」が発生したのだ。
警視庁は6月24日、昨年11月に80代の女性から現金100万円を騙し取った疑いで、東京都足立区に住むネパール人の親子を逮捕した。この親子はいったい、何をどうしたのか。
大谷を名乗ってFacebookのアカウントを作成した犯行グループが、被害女性に「応援してほしい」とメッセージを送信して接触。やり取りを続けて親しくなったところで、現金を騙し取った。逮捕された親子は、現金の受け取り役とみられている。
大谷からSNSでメッセージが届くとは信じがたいが、さらにありえないのが、騙し文句だ。大谷を名乗る犯行グループは女性に対し「自分は世界一の人間だから数千万円の保険料が必要」「お金が足りないから保険料を貸してほしい」と相談をもちかけた。逮捕された親子が「大谷のエージェント」と称して女性の自宅を訪問し、100万円を受け取ったという。
一昨年オフにドジャースと10年7億ドルで契約を結んだ大谷。常識で考えれば、100万円を借りる必要があるわけがないが、特殊詐欺においてはこうした「雑すぎる手口」が、詐欺師たちにとって有利に働く側面があると、ITジャーナリストは指摘する。
「世界的スターである大谷を名乗る時点で不自然極まるわけですが、これには『騙されやすい人だけを集める』という犯行グループの意図がある。ある程度、判断力がある人とやり取りしても途中で気付かれてしまい、徒労に終わると考えるわけです。保険料を名目にしたことも『大スターに貸しを作れる』という心理効果を狙ったもの。バカバカしくも、詐欺師にとっては『効率的な手口』なのです」
当の大谷にとっても大迷惑な事件であった。
(川瀬大輔)
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