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記事全文を読む→悪質ホスト規制に「改正新法」施行でむしろ「地下化・巧妙化する」という闇
悪質なホストクラブによる被害拡大を背景に、「改正風営適正化法」が施行された。改正法では、客に恋愛感情を抱かせて高額な飲食をさせる行為や、ツケ払いによって返済不能に陥った客を性風俗店に斡旋し、「スカウトバック(紹介料)」を得る手口などが明確に禁止された。警察庁は「恋人ではなく、金と体が目的」と強い言葉で警鐘を鳴らしている。
背景には、マッチングアプリなどでターゲットを絞り、交際を匂わせながら高額注文を誘導するなどの、マニュアル化された「囲い込み営業」が横行していた実態がある。業界として十分な自浄作用を示せなかったことから、今回の法改正に至った。
だがこの規制に、一石を投じる声がある。元スカウトマンの男性が語る。
「実際、ホストの言うことを本気で信じてる子って、そこまで多くないんですよ。騙されてるって分かってる。でも、自分が体を売ってまで担当に貢ぐ姿に、酔ってる子もいる。そういう子たちにとっては、法規制より『物語』の方が重要なんです。だから今回の改正がどこまで抑止力になるかは疑問ですね」
この元スカウトマンは、むしろ規制によって地下化、巧妙化する危険性にも言及する。
「規制が厳しくなればなるほど、今度はLINEや個人間のやりとりで、スカウトや誘導が行われるようになる。店外営業や『裏引き』が活発化して、かえって警察の目が届かなくなるかもしれない」
実際にホストクラブに通っていた20代女性が、こうした現場をリアルに語る。
「ホストクラブに通っている子って、親から虐待を受けていたり、ネグレクトだったり、家庭や学校に居場所がなかったりした子が多いんです。ホストクラブが唯一、自分の話を聞いてくれる場所だったりするから、騙されてると分かっていても離れられない。依存に近い感情なんです」
違法行為を防ぐ強力な一手となるか、それとも業界の闇がより深まるのか。法規制は単なる法の整備にとどまらず、現代の孤独や依存の問題にも切り込む必要がありそうだ。
(カワノアユミ)
アサ芸チョイス
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