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記事全文を読む→「国民的アニメの祭典」橋本環奈と川島明が無反応…フジテレビSP番組が「人員&経費削減」でお粗末すぎた
「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の公開初日を7月18日に控え、フジテレビでは現在、「無限列車編」から「柱稽古編」までを7回に分けて、一挙放送中だ。
その番宣も兼ねてか、7月5日の「土曜プレミアム」枠で「国民的アニメの祭典 サザエさん!ちびまる子ちゃん!鬼滅の刃!激レアシーン2時間スペシャル」が放送された。
昨年7月13日にも「国民的アニメの祭典!サザエ まる子 ワンピ 鬼滅 ちいかわ 55年分の名シーン4時間SP」が放送されたが、今回はその約半分の放送時間。フジテレビを取り巻く状況が1年前とは大違いなので、ボリュームダウンは仕方がないのかも。
出演者はというと、MCは前回に引き続き川島明(麒麟)、橋本環奈、松尾駿と長田庄平(チョコレートプラネット)の4人。橋本もまさか前回の放送後に、NHK朝ドラ「おむすび」という視聴率撃沈の黒歴史が生まれることになるとは、思ってもいなかっただろう。
ひな壇の顔ぶれは、前回がせいや(霜降り明星)、あの、島崎和歌子、ヒコロヒー、柴田英嗣(アンタッチャブル)、藤本美貴、アンミカの計7人だったのに対し、今回はせいや、あの、島崎和歌子の3人のみ続投。あとは風間俊介、橋本直(銀シャリ)の計5人と、人員が削減されていた。
では、内容はどうだったか。これもかなりの経費削減のようで、「キャプテン翼」で翼くんが日向小次郎のシュートを顔面で受け止め、「ボールは友達。怖くないよ」と笑うシーンや、「ゲゲゲの鬼太郎」のねこ娘が作を重ねるごとに可愛くなっていくこと(そしてその検証のために使ったシーン)や、「サザエさん」の「昔のタラちゃんはかなりやんちゃ」だとか「波平が風呂場でよく転ぶ」などといったトリビアの使い回しが、やたらと目についた。
そんな不景気な空気は、せめて出演者の盛り上がりで払拭してもらいたいところだったが、「昭和・平成初期世代が『懐かしい!』名曲アニメランキングBEST50」のコーナーでは、自分が生まれる前の作品が立て続けに流れるからなのか、ワイプに映る橋本環奈の表情からどんどん、興味と元気が失われていくように見えた。
おまけに川島までもが、山内健司(かまいたち)と一緒にやっている「川島・山内のマンガ沼」(日本テレビ系)や「アメトーーク!」(テレビ朝日系)のマンガ企画などで、さんざん「最も好きな作品」として挙げている「あしたのジョー」の主題歌が流れても微動だに反応せず。
時おり、風間が熱く語っても、いつものあの笑顔のせいでどうにも嘘臭いし、「祭典」と呼ぶにはあまりにお粗末な内容だった。
せっかく過去に数多くのアニメ作品のプロデュースに携わってきた清水賢治社長になったのだから、サプライズ出演して当時のこぼれ話のひとつやふたつ披露してくれれば、ちょっとは見どころもあっただろうに…。
などと思ったのだが、この翌日、「検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~」の冒頭で、お詫びの言葉とともに深々と頭を下げる清水社長を見るに、まだまだそれどころではないか、と。
(堀江南/テレビソムリエ)
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