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記事全文を読む→【衝撃の実話】「みにくいアヒルの子」ならぬ「みにくい子猫」は希少価値が高すぎる「オオカミ男猫」だった!
アヒルの母から生まれた数匹の子供のうち、なぜか1匹だけ大きさや色が、きょうだいとは違う雛がいた。雛は「みにくい」といっていじめられ、旅に出る。
やがて春になり、空を飛ぶことができるようになった「みにくいアヒルの子」は水面に映る自分の姿を見て、自分が憧れていた美しい白鳥だったことに初めて気が付いて…。
これは誰もが知るアルゼンチン童話「みにくいアヒルの子」のストーリーだ。
米メイン州に住む写真家のブリアナさんは、自他ともに認める猫好きである。仕事の傍ら、自宅で引き取り手がない猫を預かるボランティアをし、預かっていた妊娠中の2匹が計12匹の赤ちゃんを産んだ。
ところが子猫の中に1匹、母にもきょうだいにも似ていないメス猫がいた。彼女はその子猫に「グレイシー」という名前を付け、様子を見ることにした。
グレイシーは生まれた時から体が小さく、ひ弱。1カ月ほどすると、体の所々に脱毛が見られ、しばらくするとほとんどの毛が抜け落ちてしまったという。
何か大きな病気に違いない…そう考えたブリアナさんは、獣医に相談。獣医が言うには、母猫が妊娠中に発熱することで子猫の毛が白くなるフィーバーコートの可能性はあるが、他はいたって健康で「何の問題もない」。その上で「ただ…」と前置きして、彼女にこう告げたという。
「グレイシーはおそらく『オオカミ男猫』(ウルフキャット)と呼ばれる、ライコイという非常に希少な品種の猫ですね」
驚いたブリアナさんがSNSで検索すると、ウルフキャットはイエネコの一種であり、遺伝子の突然変異によって誕生する場合があるという。個体によって多少の違いはあるものの、大半が生後数週間で被毛が抜け始め、しばらくするとまた発毛する特徴があることがわかった。
そこでブリアナさんはグレイシーの姿を映した動画をTikTokで共有し始めると、瞬く間に大人気になり、再生回数200万を超えた。「メイン州の有名なウルフキャット」というタイトルでインスタグラムも開設したが、こちらも大人気になった。
一般的に猫の毛は上毛と下毛の二層構造だが、グレイシーの毛は一層。しかも6カ月ごとに生え変わるため肌が荒れやすく、ブラッシングの際の手間は、普通の猫の何倍にもなった。
現在、ライコイのブリーダーは世界で数名とされ、グレイシーのように一般の猫から自然発生したケースは極めて稀。ブリアナさんは日々、グレーシーに入念なケアを施しながら、その希少猫の成長に目を細めている。
(灯倫太郎)
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