スポーツ
Posted on 2025年07月30日 13:00

復帰戦でいきなり本塁打も…ヤクルト・村上宗隆のメジャー挑戦が怪しくなってきた「監督交代後の事情」と「メジャー球団の慎重論」

2025年07月30日 13:00

 今オフにも予定されていたヤクルト・村上宗隆のメジャーリーグ挑戦が、延期になる可能性が出てきた。

 7月29日のDeNA戦(横浜)に4番・三塁でスタメン出場。脇腹痛による離脱から103日ぶりの復帰でいきなり、先制の今季1号ソロを含む4打数2安打1打点と実力を示し、チームの7連勝に貢献した。

 今季は右脇腹の負傷で開幕直前を含め、二度にわたって戦線を離脱。チームが最下位争いをする大きな要因を作っただけに、遅きに失した感はあるが、このまま再々離脱がなければメジャー挑戦に一歩前進、と思われた。だが、事態はそう簡単ではなくなってきているという。

 スポーツ紙ベテラン記者が事情を明かす。
「球団の林田哲哉社長兼オーナー代行は一応、『ポスティングで海外に行きたいと、もし言ったなら、申請はしてあげようと思う』と容認方針を示していますが、そんな単純な話ではないでしょうね。ひとつはチーム事情です。現在の成績ではオフに監督が交代する可能性は高く、来季から新体制となる。自らもメジャーでプレーした経験を持つ高津臣吾監督なら理解するでしょうが、新監督になった人物が村上抜きのチームを引き受けるか、流動的でしょう。『せめて1年は村上を残してほしい」という条件がつけられる可能性はありますね。興行的にも村上抜きはしんどい部分があるし…」

 メジャーリーグ側の事情もある。メジャーリーグを取材するスポーツライターが言うには、
「確かに村上の実力を高く評価しているチームは多いでしょう。三塁手を欲しいヤンキースなどが獲得を視野に入れているとはいえ、やはり二度の故障離脱がネックになる可能性がある。しかも選手生命に大きな影響を及ぼしかねない脇腹です。せめてシーズンの残り試合を無事に完走し、問題がないことを確認したい。年齢的にも若いし、今オフは様子見をしてもおかしくありません」

 メジャー各球団が選手を獲得する場合、日本よりも細かいメディカルチェックが課される。その結果、契約条件が変更になったり、最悪の場合はご破算になるケースさえある。今季、故障離脱した村上なら、なおさら厳しいチェックがあるかもしれないのだ。

 海外FA権を取得したならば、移籍は選手が獲得した権利。無理に引き止めることはできないが、現行ではポスティング移籍となり、所属球団が主導権を握る。本来なら故障なくシーズンを過ごし、チームの優勝争いに貢献していれば、オフには大手を振ってメジャー移籍ができただろうが、現状は全く逆。延期となっても、なんら不思議ではない。

(阿部勝彦)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年09月13日 11:15

    近年のネット環境の充実によって、高い売り上げを誇る公営ギャンブル。メディアを下支えする団体としても大きな役割を担っているが、最近は風向きが変わり始めている。ギャンブルライターが現状を語る。「日本の公営ギャンブルは競馬(中央・地方)、競輪、ボ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年09月14日 13:30

    8カ月ぶりに帰ってきたバス旅で最も存在感を放ったのは、看板を背負う太川陽介ではなかった。「路線バスで鬼ごっこ~太川陽介から逃げ切れ~【茨城・水戸】」(テレビ東京系)が、9月12日午後6時30分から放送された。鬼チームは太川陽介、草薙航基、村...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク