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記事全文を読む→前園真聖を驚愕させる選手が!サッカー元日本代表監督トルシエが厳選した「日本のベストイレブン」独断解説
2002年のサッカーW杯で日本代表を指揮したフィリップ・トルシエ氏が、日本のベストイレブンを発表した。前園真聖氏のYouTubeチャンネルで、まずは選考の基準を解説。
「今回、選んだのは、私の日本サッカーを最もよく体現している選手たちです。2002年のW杯では、自分の戦術にはまっている選手を選びました。今回、選んだ選手は、スター選手だから選んだのではなく、自分のシステムに合った選手。出会って存在感に圧倒された選手をミックスしたチームです。いろいろな世代の選手を選んでいます。実際に指導していない、今の選手もいます」
トルシエ氏が採用するフォーメーションは3-5-2。DFラインはフラット、中盤はワンボランチで両ウイングバック、インサイドハーフが2人だ。
まず、ゴールキーパーは川島永嗣だった。
「足元が上手だし、フィードも手でのスローインもよくて、ゴールキーパーというポジションが、彼によって2010年の大会で変わった。ゴールキーパーが本当に世界基準でできるっていう、ターニングポイント」
センターバックは、中央が田中マルクス闘莉王だ。
「指導したことはない。空中戦の強さ、情熱やリーダーシップ。今のチームの兄貴分として役に立つ。2010年W杯のパフォーマンスは最高だった」
右に選んだのは松田直樹。
「私のチームに欠かせない存在。松田の性格が好きでした。私の言うことに反論して、いいディベートが生まれていた。2002年W杯の時も世界トップレベルのFWに萎縮せず、堂々とプレーしていました」
左はトルシエ氏が実際に指導した中田浩二を選んだ。
「左足がすごい。フィードの正確さ、サッカーIQが高い。このポジションをかなり変えた存在」
なんと、ベタボメである。
続いて中盤へ。ワンボランチに選んだのは長谷部誠だった。
「どのクラブに行っても信頼される。頭が良い。指導者に向いている。日本代表のコーチを務めているのも論理的。今のチームの兄貴分として役に立つ。僕のシステムにも欲しかった」
これまた高評価だった。
左ウイングに選んだのは小野伸二。実際にトルシエ氏は小野をこのポジションで起用したが、
「2002年のW杯では、中のレーンに入っていく、時には6番の手伝いで組み立てにも参加する。このチームの基準はポゼッションなので、十分に足元でボールを回せる選手が基準」
右は小野とほぼ同じことができるが、より突破力があり、個人で違いを生み出すことができるとして、伊東純也を配置。伊東のストロングポイントを次のように解説した。
「大好きな選手。飛び出しの賢さ。プレスバックも努力する。スペースの見方がすごく上手。チームのために、ブロックの保ち方が賢い。膠着状態を打開する個人技も持っている。速攻にも向いている。監督の指示に、責任を持てる」
インサイドハーフ、いわゆるトップ下に選んだのは中田英寿と本田圭佑だ。中田については、
「守備的な役割と中盤での組み立ての役割をこなし、前に飛び出すこともできる」
一方の本田は、
「スペースに入る知性をすごく感じた。セットプレー担当になる。特別なシュート力を持っている」
最後はツートップ、背番号10と11にあたる選手だ。まずは11から発表する。選んだのは岡崎慎司だった。
「2002年にFWに選んだ鈴木隆行と柳沢敦はいい仕事をしてくれたが、高原直泰がいてくれたら…と思いながら、でも岡崎が3人の進化版だと思います。岡崎のメンタリティーと勇気。どこにポジションすればいいか、自分で分かっている。FWらしい動きをする」
2002年W杯に岡崎がいてくれたら…というのだった。
そして最後は背番号10。チームの花形であり、最も重要なポジションだ。名前を発表する前にトルシエ氏は、
「唯一のファンタジスタ。私の規律の外でプレーしていい。自由を与える選手。私は規律に厳しいと思われているが、必ずアーティストが必要。このチームがポゼッションだとしたら、彼はポゼッションがマンネリ化した時に大事な選手」
そこまで絶賛するのはいったい誰なのかと前園氏をはじめ、視聴者もワクワクしていたら、なんとその選手は前園氏だった。トルシエ氏は言う。
「忖度したわけではない。Jリーグにたくさんの外国人ファンタジスタがいた。おそらく前園もそんな選手たちと毎日練習をして、90年代の海外サッカーに合ったファンタジスタというポジションを、日本で体現していた」
ベストイレブンには絶対に必要な選手だと主張したのである。
これに当の前園氏は驚きつつも、
「トルシエさんがただ選んだのではなく、監督としてのイメージを持って、真剣にシステムや役割を含めて選んでくれたのは本当に光栄」
最後にトルシエ氏は、こう語っている。
「この選手たちがベストの時期に日本代表を組むことができたら、今の日本代表よりも強い」
確かに一度でいいから見てみたいチームである。
(鈴木誠)
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