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記事全文を読む→200勝「Xデー目前」田中将大の記録は「いかに価値が高いか」現役投手の勝利数ランキングを見て分かったこと
日米通算200勝に王手をかけている田中将大の次回登板は、8月28日の広島戦となりそうだ。勝利投手となれば、敵地マツダスタジアムでの偉業達成となる。
田中の200勝達成まで「あと1勝」に迫ったので、現役投手の通算勝利数ランキングを調べてみたら、「いかに価値が高いか」が分かった。ランキング1位はパドレスのダルビッシュ有で204勝、2位・田中199勝、3位・石川雅規(ヤクルト)188勝、4位・岸孝之(楽天)169勝、5位・涌井秀章(中日)166勝、7位・菅野智之(オリオールズ)146勝、8位・西勇輝124勝(阪神)…といった具合だ。
毎年15勝ずつしたとしても、200勝到達まで13年以上もかかる。当たり前のことかもしれないが、ランキングに入っているのはベテラン投手ばかりだ。
「田中は200勝達成が迫っていることについて、多くを語っていません。でも、199勝目を挙げた8月21日のヤクルト戦後、9回を抑えたマルティネスに抱きついておどけていました。周囲にいた巨人戦手は、ちょっとビックリしていましたね」(スポーツ紙記者)
田中の今季中の達成はほぼ間違いないだろうが、3位以下はどうなのか。45歳の石川は昨季1勝で、今季は7試合に先発して2勝。味方打線の援護に恵まれない試合が少なくないが、13勝を挙げた2015年以降、2ケタ勝利からは遠のいている。このまま現役を続けたとして、来年、もしくは再来年の200勝到達は考えにくい。
4位の岸は来季41歳でシーズンを迎え、5位・涌井は39歳で、6位・菅野は今年10月に36歳になる。当分の間、200勝達成投手は出現しないと言っていいだろう。
田中は高卒でプロ入りし、1年目から1軍で投げていた。3位以下の投手を見ると、高卒でプロ入りしたのは涌井と西だけだ。
ドジャースでエース級の働きを見せている山本由伸は26歳で、現在の日米通算勝利数は87。メジャーリーグの強力打線を相手にしているので、200勝には到達できない可能性があろう。やはり、田中の200勝には価値があるのだ。クローザーのマルティネスに思わず抱きついたのも、分かるような気がする。
石川がしくじったら、いつ200勝投手が出現するか分からない。8月28日の田中の登板は、絶対に見ておくべきだろう。
(飯山満/スポーツライター)
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