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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「シンリョクカの連覇ある!」
夏のローカル競馬は、早いもので札幌を除いて今週で幕。新潟競馬場の最終週のメインは新潟記念で、中京競馬場のそれは、新設された中京2歳Sだ。
酷暑の中で繰り広げられてきた夏の陣だったが、競馬をなりわいとしている者にとっては、時が過ぎていくのがとにかく早い。年のせいもあるだろうが、それにしてもだ。
暦のうえでは秋だが、秋の夜長を満喫という気分には、とてもなれない。そんな涼しい秋を願いつつ、この最終週はきっちりと結果を出したいと思っている。
新潟記念は今年から別定戦に変更されて装い新たになるが、顔ぶれは多彩。馬券的にも絞りきることは難しい。
有力候補とみられるのは新馬―特別―重賞(青葉賞)と目下、土つかずの3連勝中で、秋の飛躍を期待されているエネルジコ、ヴィクトリアMで僅差2着以来、3カ月半ぶりの実戦になるクイーンズウォーク、さらに同3着のシランケド。前走の七夕賞を制して意気上がるコスモフリーゲン、小倉記念の2着馬シェイクユアハート。昨年の覇者シンリョクカ、そして海外遠征を含めて経験豊富なダノンベルーガにブレイディヴェーグなど、目移りするばかりである。
今年で61回目になるが、これまではハンデ戦ということもあり、よく荒れる重賞として知られている。
馬単が導入された02年以降の過去23年間、その馬単での万馬券は11回(馬連は7回)。この間、1番人気馬は2勝(2着3回)。2番人気馬は6勝(2着1回)。1、2番人気馬によるワンツー決着は2回のみというように、堅く収まることがマレな重賞である。ハンデ戦から別定戦になったとはいえ、今年もひと波乱ありとみてかかったほうがよさそうだ。
年齢的には4、5歳馬が圧倒している。過去23年間で4歳馬が8勝(2着5回)、5歳馬が7勝(2着11回)。また、出走頭数が少ないわりに牝馬の健闘が目立っていて5勝を挙げている。前述した有力候補の中で4頭が該当するだけに、軽視は禁物だろう。
別定戦で争われるということで各馬の実績が重みを増すのは当然だが、最も期待を寄せたいのは、5歳牝馬のシンリョクカだ。今年は連覇を狙っての挑戦になるが、その可能性は高いとみている。
とにかく状態がいい。1週前の追い切りは3頭併せで行われ、道中は楽々と追走。そして、しまいはいっぱいに追い出してパートナーを翻弄する文句なしの動きを見せていた。
「昨年は半信半疑だったけど、その中で勝利を収めた。当時と比べて明らかに今年が上。自信を持って送り出せる」
竹内調教師はこう言って胸を張ったほどだ。
前走のヴィクトリアMは6着に敗れたものの、勝ち馬との差はコンマ2秒。
「短期放牧を挟んで、ここを目標にしっかり調整してきた。その思惑どおり、本当にいい仕上がりになっている」(前出・竹内師)
昨年より斤量が2キロ増える56キロでの競馬になるが、「昨年の覇者」という実績に加えて、荒れてきた今の馬場も合う。血統的にもマイル戦より2000メートルのほうが間違いなくよく、牡馬の強敵相手でも十分好勝負を演じていいだろう。狙い撃ちといきたい。
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