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記事全文を読む→9.3中国軍事パレード「習近平+プーチン+金正恩」世界の鼻つまみもの独裁者3人を揃い踏みさせたトランプ大統領の「ひと言」
習近平、プーチン、金正恩という、世界の鼻つまみもの独裁者3人が揃い踏みする。中国の戦後80年記念軍事パレードまで、あと1日。中国政府の発表によれば、パレードに参加する首脳は、ベラルーシのルカシェンコ大統領やイランのペゼシュキアン大統領、インドネシアのプラボウォ大統領など26人。ただ、ロシアからはプーチン大統領が参加することで、西側諸国から総スカンを食らった。そのせいか、EU加盟国からは唯一、スロバキアのフィツォ首相のみが参加予定だとされる。
中国事情に詳しい国際ジャーナリストが言う。
「戦後80年の節目となる今回の軍事パレードは習近平政権にとって、中国の力を世界に見せつける、この上ない舞台。しかしプーチンの参加により、西側にはそっぽを向かれ、ただでさえ関係がこじれているヨーロッパ諸国との関係改善は、また遠のきました。とはいっても、中国としては国威発揚を図る意味でも『戦勝国』であることを強調し、国内外に軍事力を誇示しなければならない。そこで、大勢の他国首脳が集まる場には姿を見せないはずの金正恩に訪中を促すことで、中国・ロシア・北朝鮮の三首脳が揃う場面を演出し、世界にアピールすることを目論んだと考えられます」
北朝鮮がロシアとの間に「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結して以降、中国・北朝鮮間にはすきま風が吹き始め、これまで黙認していた、北朝鮮による密輸の摘発を強化。昨年10月の「中朝友好年」を掲げた両国の国交樹立75周年でも高官往来や記念行事の開催はなく、関係は停滞したままだと伝えられていた。
あるいはこのまま関係が悪化し、最悪の場合は決別か…と思われていた矢先の軍事パレード参加。両国間のギクシャクした関係を改善するきっかけとなったのが、皮肉にも米トランプ大統領の発言だったというのだ。
「かねてから『金正恩との関係は良好。早く会いたい』と会談に意欲を示していたトランプが先週、改めて『年内に会いたい』と発言したことで、金正恩としては、なんとしてもその前に中国との関係を改善させておく必要があると考えた。一方、習近平には、是が非でも80年の節目となる軍事パレードを成功させて、国内外に軍事力を誇示したい思いがある。そうしたお互いの利害関係を一致させたのが、天敵トランプのひと言だったということです」(前出・国際ジャーナリスト)
金正恩訪中のため、習近平がどんなエサをブラ下げたのかはわからないが、今回の軍事パレード参加で最も実のある利を得たのが金正恩であることは間違いなさそうである。
(灯倫太郎)
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