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記事全文を読む→「森敬斗は懲罰交代なのに」DeNA・京田陽太の痛恨2失策で出た三浦監督への疑念
暗転を招いたのは、まさかの2つの失策だった。9月3日、マツダスタジアムで行われた広島対DeNA。DeNAの遊撃を守る京田陽太は、ファンの間で“バトルフェイス京田”と呼ばれる男だ。中日時代、「戦う顔をしていない」と立浪和義監督に叱責され、試合中に二軍行きを命じられた出来事から生まれた異名は、今や彼の代名詞となっている。その“戦う顔”を背負うはずの男が、この日はチームの命運を大きく狂わせてしまった。
1点を先制した直後の5回裏。先頭・菊池涼介のゴロは何でもない遊ゴロに見えた。ところが京田はバウンドを合わせられずにファンブル、無死の走者を許す。さらに一死二・三塁、代打・前川誠太の打球も平凡な遊ゴロだったが、今度はグラブの下を抜けるトンネル。二者が一気に生還し、試合は逆転。好投を続けていた東克樹の努力は水泡に帰した。
東はこの日、8回を投げて被安打3、与四球3、自責点0とほぼ完璧な内容だった。だが勝利はつかめず、逆に5回までに与四球7と制球に苦しんだ大瀬良大地に白星が転がり込んだ。勝敗を分けたのは、京田の2失策による失点だった。スタンドはため息に覆われ、空気は一気に広島へ傾いた。
それでも三浦大輔監督は京田を交代させなかった。最後まで起用し続けた采配に、ファンからは不満の声が噴き出す。なぜなら昨年8月1日の同じ広島戦では、森敬斗が痛恨の送球ミスを犯した直後に代打を送られ、指揮官は「ああいうプレーをしていたら試合に出られない」と厳しく断じたからだ。森には即座に懲罰が下されたのに、京田は続投。この扱いの違いが疑念を呼んだ。
評論家の京田に対する指摘も厳しい。「プロ野球ニュース」で平石洋介氏は「打ち取っている打球ですからね。これは痛いですよね」とコメント。坂口智隆氏も「重たい流れでいっていた試合でこのミス。2つ目のエラーは動きが止まってしまっている。悔しいでしょうね」と冷静に分析した。さらに宮本慎也氏は「信じられない痛恨のミス」と断じている。
この敗戦で広島はDeNAに1ゲーム差に迫った。昨季、日本一に輝いたDeNAだが、守備の乱れと采配への疑念が重なり、Aクラス争いの中で立場は危うさを増している。ファンの間で“バトルフェイス”と呼ばれた男の2失策は、CS進出へ向け不安を象徴する光景となった。
(ケン高田)
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