社会
Posted on 2025年09月23日 08:15

【戦慄】中国ロボット企業がイベント写真でチラ見せした「殺人ヒューマノイドロボット」軍事転用の超危険アピール

2025年09月23日 08:15

 はたして写り込んだのは偶然なのか、なんらかの意図があってのことなのか。中国・山東省にある大手ロボット開発企業「Shandong Youbaote Intelligent Robot Company(山東宝特智能机器人有限公司)」で先日、最新鋭のヒューマノイドロボットのPRイベントが開催された。

 ところが、メディアによるイベント会場を撮影した写真の中に、とんでもないモノが映り込んでいたことが明らかになったのである。
 イギリスのメディア「Daily Star」によれば、イベントは同社のオフィスで行われた、メディア向けの発表会。メイン会場から離れたオフィスの片隅に置かれた棚に、なんと軍事用アサルトライフルと、それをロボット本体にジョイントできるスチール製ユニットが、無造作に置かれていたのである。

 軍事アナリストが解説する。
「報道によれば、制御パネルと無数の配線が張り巡らされたユニットには、ロボット本体に固定するためのボルト穴があったといいます。常識的にみて、軍事転用を目的にしたものである可能性が極めて高い。さらに別の写真には、室内にいる人間の熱を検知できる熱画像制御ユニットも写っています。この2つを組み合わせれば、暗闇の中でターゲットを的確に仕留めることができる『殺人ヒューマノイドロボット』が完成することは明らかです」

 今、世界では軍事転用できるAIの開発が、驚くべき早さで進んでいる。ただ、国際社会では現在もなお、AIを利用した自律型致死兵器システム(LAWS)のルール作りが議論されており、中国とてあからさまには「殺人ロボット開発」をPRできるはずはない。そこで偶然を装ってチラ見させ、意図的なPRを図った、との見方ができるのだが…。

 前出の軍事アナリストが警戒感をあらわにする。
「中国では8月にも、北京市政府と国営テレビなどが主催した、人型ロボットスポーツ大会が初めて開催され、新興企業や大学など280チーム、人型ロボット約500体が参加しました。サッカーや陸上競技、キックボクシングなど、26種目の競技が実施されています。表立っては宣言できないものの、習近平指導部が、かねてからロボットやドローン、AIなど先端技術の軍事利用で自国軍を世界一の軍隊にする、とのスローガンを掲げてきたことは有名な話。さらに軍事転用できるAIロボット開発は、自国の軍備増強のみならず、海外の軍事マーケットでの需要も大きい。そんなことから、今後もロボット開発のPRに加え、『我々が造ったロボットはこうやって軍事転用できますよ』とほのめかし、徐々にアピールいくのではないでしょうか」

 昨年5月には、中国軍がカンボジアとの合同軍事演習「ゴールデンドラゴン2024」にロボット犬を導入した訓練映像を、中国国営中央テレビ(CCTV)が放送した。「殺人ロボット犬」に次いで、いよいよ「殺人ヒューマノイドロボット」の登場に、西側諸国は危機感を募らせている。

(灯倫太郎)

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