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記事全文を読む→我修院達也(旧・若人あきら)UFO誘拐・北朝鮮拉致説も出た「熱海失踪騒動」/アサ芸「スクープ血風録」〈芸能スキャンダル編〉
芸能史上に残る「最大の未解決ミステリー」が、91年の「若人あきら(当時)熱海失踪事件」だ。アサ芸は「失踪70時間」の足取りと私生活に肉迫したが、果たして真相は─。
事故が起きたのは平成3年3月3日の午後3時33分。今も忘れません。今回はアサ芸さんが創刊69周年ということで、初めて「失踪騒動」の真相を語りたいと思います。
もともと私は大の偏食で、魚なんて食べたこともなかったんです。でも、当時経営していた会員制ナイトクラブの常連さんに誘われて釣りに行ったら、私だけアジが入れ食いで、20匹くらい釣れたんですよ。それで熱海港で釣りをしている最中に記憶を失ったわけですが、そもそもなぜ1人で釣りに出かけたのか。
実はあの日、熱海に出かけたのは、別の常連の社長さんからこんな誘いを受けたからなんです。
「3月3日の夜、ホテルで誕生会をやりますので来ませんか? 昼は釣りに付き合いますよ」
ちょうど釣りに熱中し始めた頃だったので二つ返事でOK。奥さんと私、そして長男の3人で熱海に向かっていると、その社長さんからこんな電話が。
「ごめん、熱海のホテルにアレ(愛人)が到着しちゃったから釣りはナシね」
これにはガッカリですよ。せっかく釣り竿とエサを2人分用意したのに‥‥。結局、私だけが車から降りて釣り場へ向かったというのが、事故までの流れです。釣りをドタキャンした社長さんに騒動が飛び火したらまずいと思って黙ってたんですけど、もう時効ですよね。
そして釣りをしている最中、“根がかり”を取るためにグッと力を入れた拍子に転倒。頭を打ってそこからの記憶を失ったわけです。
私が現場からおよそ23キロ離れた小田原市の城址公園で意識を回復したのは3日後の午後1時過ぎ。犬のうんこの匂いで目覚めたんです。不可解なのは私のポケットから出てきた埼玉県川越市にある郵便局のレシート。驚くことに私は、その日の12時15分に川越の郵便局から歌謡ショーの小道具などをゆうパックで事務所宛てに発送していたんです。川越から小田原までわずか45分で移動できるわけがない。そこでUFO研究家の矢追純一さんが「宇宙人に誘拐されたのでは」とUFO誘拐説を唱えれば、12年後には「週刊新潮」が「北朝鮮に拉致されていた」と報じましてね。そういう情報がきっかけで、
「そういえば空がオレンジ色で草が茂っている不思議な空間で寝ていたなぁ」
「遠くで釣り人が怪しげな男たちに囲まれてモメていたなぁ。私は彼と一緒に拉致されかけたのか」
こんな光景とともに記憶がよみがえるわけですよ。
でも、現実は地獄のような日々。マスコミにさんざん叩かれ、自宅には「狂言野郎! 死ね」などと書かれたカミソリ入りの手紙がバンバン届いて、家では嫌がらせの電話が鳴りやまない。当時18歳だった息子にはとても迷惑をかけてしまって。籍を置いていた音楽学校が「外に出られないだろう」と卒業試験を免除してくれたのが唯一の救いでした。
私は精神的にマイってしまい、ふさぎこむ毎日が続きました。「若人あきら」の芸名を聞くだけで、どこからともなく「記憶喪失さん」という声が聞こえてくる。
そこで、お寺のご住職にお願いし、妙法蓮華経の「自我偈」の一節から文字をいただき、「我修院達也」という名前を授かりました。「あと1文字足したら戒名にできるね」なんて冗談を言っていたのですが、この名前のおかげで、俳優としては「鮫肌男と桃尻女」(東北新社)、声優としては「千と千尋の神隠し」(東宝)などのジブリ映画に参加させていただくことができました。
あの熱海での出来事がなければ、今の我修院達也は存在しなかったでしょう。苦労をかけた息子も今は50歳を過ぎて、孫も無事に成人しました。そう考えると、あの苦しみも、決して無駄ではなかったのかもしれません。
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