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Posted on 2025年10月12日 08:30

【スワンSの大ヒント】「ここを叩いてマイルCSへ」の有力馬よりもウマミがある「本番狙いではない」隠れ激走馬

2025年10月12日 08:30

 10月13日(月)に行われるGⅡ・スワンステークス(京都・芝1400メートル)は、今年から開催日程が3週、前倒しされたことで、本番にあたるGⅠ・マイルチャンピオンシップ(11月23日、京都・芝1600メートル)までのスケジュールが、余裕のあるものとなっている。

 そのため今年は本番を見据えた有力馬が、叩き台として数多くエントリーしてきた。言うまでもなく、これら有力馬陣営のホンネは「ココを叩いて本番へ」にある。ならば、狙って面白いのはやはり「本番ではなく前哨戦を全力で獲りにきた馬」ということになるだろう。今回は以下の3頭を「勝負がかり」の激走馬に指名する。

 1頭目は前走の新潟日報賞(3勝クラス、新潟・芝1400メートル)1着を叩いて参戦してきた、ワールズエンド(牡4)だ。鞍上は目下、東西騎手リーディングのトップをひた走る戸崎圭太。人気にはなるだろうが、一気の素質爆裂は必至とみた。

 2頭目は前走のGⅢ・関屋記念(新潟・芝1600メートル)を叩いたオフトレイル(牡4)だ。昨年のスワンSの2着馬であり、暮れのGⅡ・阪神カップ(京都・芝1400メートル)の3着馬でもある。実力的には当然、ここでも勝ち負けになるだろう。

 3頭目は前走のGⅡ・セントウルS(阪神・芝1200メートル)5着を叩いて参戦してきた、ショウナンザナドゥ(牝3)だ。なによりも前走と同じ53キロという別定重量は恵まれすぎである。人気もないだけに、ここは絶好の狙い目とみた。
 過去の戦績を振り返ると、マイル戦では極端に成績を落とす一方、1200~1400メートル戦では好成績を残している。そして今回も得意の芝1400メートル戦だ。デビュー戦から手綱を取り続けてきた池添謙一が、キッチリと結果を出してくれるだろう。

 それゆえに、馬券作戦的には人気薄のショウナンザナドゥからワールズエンドとオフトレイルを本線に、前述した「ココを叩いて本番へ」の有力馬を含めて広く流してみるのも悪くはないだろう。現実の競馬では、全て読み通りに決まることはマレだからだ。

 ちなみに、レース当日の京都競馬場の馬場状態は、若干の降雨が予想されている前日の東京競馬場とは異なり、曇天下の良馬場となる可能性が高い。

(日高次郎/競馬アナリスト)

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