社会
Posted on 2025年12月03日 06:45

「タイパ重視」の若者は当たり前でも上司は激怒!「ボイス返信」急増で広がる「ビジネスの常識」深い溝

2025年12月03日 06:45

 今、若者の間でメッセージアプリの「ボイス返信」活用が急増している。文字を打つより録音して送った方が早い、いわゆる「タイパ至上主義」の波だ。人気インフルエンサーが日常的に使う姿がSNSで広ま
り、「感情が伝わるし、サクッと返せる」と若者の支持は厚い。

 ところがこの便利ツールが、ビジネスの現場では「地雷」として扱われつつある。ある女性インフルエンサーは取引先から突然、広告契約の終了を告げられたという。
「あとから人伝手に理由を聞くと『ボイスメモは仕事の証拠として残りづらい。誠意がない』とのことでした。むしろ早く返そうと思ってやったのに…」

 40代の広告代理店男性は、さらに手厳しい。
「仕事をナメてるのかと思いましたよ。言った言わないの世界で、音声だけ送ってくるのは危うい。こっちは社内共有もしなきゃいけないのに、音声なんて扱いづらいだけ」

 また、30代のIT企業社員はこんな苦悩を語る。
「若手の後輩がよくボイスで送ってくるんですが、必要な部分を聞き直すのが面倒。それに移動中であれば、イヤホンしていないと聞けない。急ぎの連絡なら文字が当然です。『聞く時間も取ってくれないの?』と思ってしまう。テキストならコピペして議事録にも使えるのに…」

 そんな「苦情」が渦巻く中で、ボイス送信を擁護するのは20代の映像制作会社スタッフだ。
「ボイスのほうが感情が伝わるし、誤解が減ると思う。上の世代が慣れてないだけではないですか」

 Z世代には「文字を打つ」こと自体がひとつの負担であり、声の方が自然だと感じる人は多い。だが、ビジネスの現場は依然として「文字文化」が主流だ。結局、便利か失礼かは、相手の年齢と業界を読む空気力が全てといえる。
 タイパ重視の時代でも、40代以上の取引先に送るなら、無難に文字で。若者文化をそのままビジネスに持ち込むと、予想外のしっぺ返しを食らうことになりそうだ。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月22日 09:00

    バルミューダが5万9400円の、針のない置き時計「The Clock」を発表した。LED光点で時刻を表現するこの製品には厳しい指摘が相次ぐ。「実用性ゼロ」「またデザイン重視」というものだ。ブランドのイメージは固定化し、信頼が揺らいでいる。「...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年08月31日 07:00

    「もう日本では稼げない」そんな空気が今まさに、ベトナム人の間で広がり始めている。ベトナム政府は9月10日から、海外で不法滞在を続ける自国民への罰則を強化する。8000万~1億ドン、日本円で約48万~60万円という高額な罰金が科される可能性が...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月29日 07:00

    ダブル不倫スキャンダルで一躍、その名を浸透させた元宝塚女優・花乃まりあに、さらなる荒波が襲いかかっている。8月まで上演されたミュージカル「愛の不時着」でダブル主演した三山凌輝との「不適切な関係」報道からおよそ1カ月が経過したが、花乃を取り巻...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク