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記事全文を読む→JRA騎手「午年生まれ」の「金杯男」柴田善臣と松山弘平は今年の騎乗馬もイケるのか「関東圏では負け知らず」「前走より楽」
今年の干支である午年(うまどし)生まれで年男(女)となるJRA騎手は14人。1966年生まれの柴田善臣、1978年生まれの江田勇亮、1990年生まれの伊藤工真、大江原圭、小野寺祐太、国分恭介、国分優作、坂口智康、西村太一、松山弘平、丸山元気、2002年生まれの永島まなみ、松本大輝、水沼元輝だ。そのうち柴田と松山は過去に複数回、勝っている金杯に騎乗する。2人が勝った金杯を見てみよう。
柴田は東京競馬場で行われた2002年中山金杯を、1番人気のビッグゴールドで制したが、年男だったので大きな話題となった。その5年後の京都金杯では7番人気マイネルスケルツィで逃げ切ってみせ、アッと言わせている。
松山はサウンドキアラで2020年の京都金杯を、ヒシイグアスで2021年の中山金杯を、ザダルで2022年京都金杯を勝ち、史上初の金杯3連覇を達成。「金杯男」と呼ばれている。
今回、柴田が中山金杯(GⅢ、芝2000メートル)で騎乗するのは、ピースワンデュック。全8戦で手綱を取り、4勝を挙げているお手馬だ。折り合いに課題があったが、スムーズに走れるように柴田が教え込み、オープンまで出世した。
なによりも、関東圏では負け知らず、というのが強みだ。レース間隔が詰まっているので直前の調教は流す程度だったが、気配は悪くない。柴田は一昨年の大ケガが完治して、体調は万全。自信を持って競馬に臨むことだろう。
松山が京都金杯(GⅢ、芝1600メートル)で騎乗するのは、ハーツクライ産駒のファーヴェントだ。初の重賞挑戦となった前走・富士Sは7着に終わったが、GⅠ級のメンバー相手に1分32秒5というレース内容には及第点を付けられる。56キロのハンデは見込まれた感があるが、ハンデキャッパーがそれだけこの馬の力を評価している証拠だろう。今回は前走よりも、相手関係が楽になっている。勝てば武豊と並んで金杯最多勝利騎手となる。
年男とは関係ないが、京都金杯で上位人気馬トロヴァトーレに騎乗するトール・ハマーハンセン(ドイツ)に触れておきたい。
昨夏のWASJで2勝を挙げて優勝したのは記憶に新しい。2024年、2025年と2年連続でドイツのリーディング・ジョッキーとなっているように、騎乗技術は超一流だ。今回は1月4日から2月27日までの騎乗予定だが、ノーザン系クラブの有力馬に数多く騎乗するので、旋風を巻き起こしそうである。
(兜志郎/競馬ライター)
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