例えば、こんな場面を想像してほしい。休日の昼下がり、渋滞を避けようと、カーナビが案内した田畑の間の脇道へ入る。一般に使われている道で、車同士がすれ違える程度の幅はある。だが速度を指定する標識や標示、中央線、車両通行帯はなく、中央分離帯や柵も...
記事全文を読む→久米宏「元日の急死」が1月13日まで発表できなかった「TBSとテレビ朝日のウラ事情」
テレビ朝日系報道番組「ニュースステーション」のキャスターだった久米宏さんが1月1日に肺がんのため亡くなったと、1月13日に所属事務所が発表した。81歳だった。
久米さんは早稲田大学卒業後、TBSに入社。アナウンサーとして「ザ・ベストテン」などを歴任する一方で、ラジオ番組でも活躍。その後、フリーランスに転身した。
久米さんが報道の顔として定着したのは、1985年から放送された「ニュースステーション」がきっかけだった。当時の報道番組は男性アナウンサー1人が淡々と原稿を読むスタイルが主流で、現在のように図表や模型を使ってニュースを分かりやすく伝えたのは初めて。キャスターの立場ながら自分自身の意見をラジオ番組のようにボソッと伝えるのも斬新だった。
2004年3月限りで降板し、番組は「報道ステーション」にリニューアル。平日夜の帯番組として、他局を含めてニュース番組が定着したことには、久米さんの功績が大きかったといえよう。
「TBSのOB会組織の間では正月明けに急死の情報が回り、テレビ朝日上層部もこれをキャッチした。ですが遺族の意向で、正式発表するまではいっさい報道できない状況になっていました。13日昼に発表後、各局やスポーツ新聞が大々的に報じたのは、準備する時間があったからです」(テレビ関係者)
「ニュースステーション」最終回のエンディングでは冷蔵庫から瓶ビールを取り出し、美味しそうに飲み干す、異例のパフォーマンスを見せた。久米さんの印象は、時代が変わった今でも強烈に残っている。
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