例えば、こんな場面を想像してほしい。休日の昼下がり、渋滞を避けようと、カーナビが案内した田畑の間の脇道へ入る。一般に使われている道で、車同士がすれ違える程度の幅はある。だが速度を指定する標識や標示、中央線、車両通行帯はなく、中央分離帯や柵も...
記事全文を読む→知ってた?6月から「線路に落としたスマホ」回収は終電後になるってよ
この6月から、いろいろなことが変わる。病院の診療予約キャンセル料、1000品目以上の食品値上げ、電気代とガス代の値上げ…。
そこに加わるのが、JR東日本の在来線における「線路への落とし物」の処理だ。6月1日から線路に落としたスマホやイヤホンなどの回収は基本的に、終電後になってしまうのだと…。
事実、JR山手線の高輪ゲートウエイ駅に掲示された貼り紙には、次のように書かれている。
〈6月1日からJR東日本では線路に物を落とされた場合 最終電車営業終了後の拾得となります〉
JR東日本は昨年11月27日、線路への落下物の習得にはかなり時間がかかる旨、プレスリリースで公式発表していた。どれくらい待てば落としたスマホやイヤホンを拾ってもらえるかわからなかったが、この貼り紙で「終電後」という目安が示された。
年間200人の「乗客」がホーム下に落下
JR東日本管内では年間250万件の落し物、忘れ物があるそうで、そのうち線路内への落とし物は首都圏だけで1日およそ150件。スマホやワイヤレスイヤホンがその過半数を占めるという。
ラッシュ時には3分間隔で運行している山手線、その合間に安全を確保しながら線路下の敷石(砕石)にハマッた小さなイヤホンをマジックハンドで拾い上げるのは、確かに無茶ぶりだろう。
落下するのはイヤホンやスマホだけではない。国土交通省やJR西日本の統計では、年間200人の「乗客」が、ホーム下に落下している。視覚障害者の不慮の事故を除く原因を見ると、6割の約120人が泥酔者で、残りの4割80人は「不注意」。どうやらホーム上でのながらスマホが原因とみられる。
「線路への落下物は終電終了まで拾わない」という厳しいルール改正で、他の客にぶつかったり、乗降の邪魔になる、迷惑な「ながらスマホ」客が減ってくれるといいのだが。
(那須優子)
アサ芸チョイス
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