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記事全文を読む→阿部巨人に出現した「2人目のマル」と「マルコール」の難しい使い分け問題
プロ野球12球団の春季キャンプが始まった。V奪回を目指す阿部巨人では、初日からドラフト1位ルーキーの竹丸和幸、2位の田和廉がブルペン入りし、アピールした。
「竹丸は淡々と投げていた感じ。肩はできていましたが、変化球の制球はこれからのようです。田和は先輩が使ったボールを投げて、新球に取り替えるよう注意されていました。でも、シンカーを甲斐拓也が捕り損ねる場面がありましたね」(球団関係者)
新人らしいエピソードだが、竹丸が「見せてくれた」のはサブグラウンドに移動してからだった。それは投内連係プレーの練習中でのこと。先輩投手たちが竹丸のことを「マル」と呼んでいたのだ。新人合同自主トレでは「マル」とは呼ばれていなかったので、宮崎入り後に「拝命」したのだろう。
しかし、巨人には「マル」がもう一人いる。19年目のベテラン、丸佳浩だ。
「チーム内では『マルさん』と呼ばれています。ほどんどが年下の選手ばかりですし、『マル』と呼ぶのは一学年上の坂本勇人くらいだと思います」(スポーツ紙記者)
サブグラウンドで選手たちの「マル」「マル、OK」の声が聞こえた時は「丸佳浩がいるのか?」と思ったが、そうではなかった。竹丸は自分がそう呼ばれているのを自覚しているようだったが、特に反応はなかった。
今後、巨人選手は「マルさん=丸」「マル=竹丸」で使い分けていくのだろうか。
竹丸は高校、大学で目立った成績はなく、鷺宮製作所に入ってから覚醒した。
といっても社会人2年目の昨年、都市対抗野球で好投して『こんな凄い左腕がいたのか』とスカウト陣が驚いたくらいです。年齢とともに少しずつレベルが上がってきました」(前出・球団関係者)
伸びしろは十分だが、大舞台での経験が少ない分、失敗があるかもしれない。実際のところ、キャンプ初日の投内連係プレーを見た限りではあるが、地面スレスレのノック球を捕り損ねるなど、苦労していた。今後の課題だ。
竹丸が好投して、丸が決勝打を…となった時、東京ドームの「マルコール」はどちらを指すのだろうか。コトを丸く収めるには、2人同時ということにした方がよさそうだ。
(飯山満/スポーツライター)
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