スポーツ
Posted on 2026年02月02日 11:30

阿部巨人に出現した「2人目のマル」と「マルコール」の難しい使い分け問題

2026年02月02日 11:30

 プロ野球12球団の春季キャンプが始まった。V奪回を目指す阿部巨人では、初日からドラフト1位ルーキーの竹丸和幸、2位の田和廉がブルペン入りし、アピールした。
「竹丸は淡々と投げていた感じ。肩はできていましたが、変化球の制球はこれからのようです。田和は先輩が使ったボールを投げて、新球に取り替えるよう注意されていました。でも、シンカーを甲斐拓也が捕り損ねる場面がありましたね」(球団関係者)

 新人らしいエピソードだが、竹丸が「見せてくれた」のはサブグラウンドに移動してからだった。それは投内連係プレーの練習中でのこと。先輩投手たちが竹丸のことを「マル」と呼んでいたのだ。新人合同自主トレでは「マル」とは呼ばれていなかったので、宮崎入り後に「拝命」したのだろう。
 しかし、巨人には「マル」がもう一人いる。19年目のベテラン、丸佳浩だ。
「チーム内では『マルさん』と呼ばれています。ほどんどが年下の選手ばかりですし、『マル』と呼ぶのは一学年上の坂本勇人くらいだと思います」(スポーツ紙記者)

 サブグラウンドで選手たちの「マル」「マル、OK」の声が聞こえた時は「丸佳浩がいるのか?」と思ったが、そうではなかった。竹丸は自分がそう呼ばれているのを自覚しているようだったが、特に反応はなかった。
 今後、巨人選手は「マルさん=丸」「マル=竹丸」で使い分けていくのだろうか。

 竹丸は高校、大学で目立った成績はなく、鷺宮製作所に入ってから覚醒した。
といっても社会人2年目の昨年、都市対抗野球で好投して『こんな凄い左腕がいたのか』とスカウト陣が驚いたくらいです。年齢とともに少しずつレベルが上がってきました」(前出・球団関係者)
 伸びしろは十分だが、大舞台での経験が少ない分、失敗があるかもしれない。実際のところ、キャンプ初日の投内連係プレーを見た限りではあるが、地面スレスレのノック球を捕り損ねるなど、苦労していた。今後の課題だ。

 竹丸が好投して、丸が決勝打を…となった時、東京ドームの「マルコール」はどちらを指すのだろうか。コトを丸く収めるには、2人同時ということにした方がよさそうだ。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク