スポーツ
Posted on 2026年02月05日 10:00

武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈ロードラヴォールに弱みナシ〉

2026年02月05日 10:00

 クリスチャン・デムーロ騎手で未勝利戦を勝ち上がったエムズビギンに川田騎手が騎乗。この川田騎手には、みずからの手で新馬戦と1勝クラスの特別戦を連勝させたロードラヴォールがいるのだが、今回のきさらぎ賞は西村淳騎手で参戦するという、各陣営の思惑を深読みせざるをえない関係が生じている。

 エムズビギンは、一昨年のセレクトセール1歳市場で6億4900万円という超高額で落札された馬。新馬戦はルメール鞍上で2着に負け、2戦目で勝利。友道調教師としては、この値段をペイさせるのは遠い話としても、まずは最低でもクラシック路線に乗せてオーナーの期待に応えたいところだろう。

 川田騎手がエムズビギンにどの程度の期待を抱いているかは想像しようもないが、ロードラヴォールは一番のお得意様の中内田厩舎の馬なので、いったん手放したとしても戻ってくる可能性は少なくない。それならここだけは西村淳騎手に貸して──という思惑を想像してもいいのではないか。

 しかしこのロードラヴォールは、小倉の芝1800メートルで楽に抜け出し、2戦目は京都の芝2000メートルで逃げ切り勝ち。派手さはないがレースセンスは確かなものを持っている。素質馬がそろって、消せる馬がいないメンバーだが、弱みを持っていない点を評価したいところだ。いったん引き継いだ西村淳騎手が、クラシック候補を手に入れた可能性もありえるところだ。

 ラフターラインズは、紅一点ということもあって人気は地味なはずだが、こちらは中団で折り合い、しまいは確実に脚を使える馬。15年のルージュバック以来、牝馬の勝ち馬はいないが、今年は今のところ牝馬に素質馬が多い実感があり、侮れないところだ。

 ここまで4戦して〈1 2 1 0〉のゾロアストロは、ゴール前の手際がよくないところがあって2勝目があがらないが、素質は高い。ルメール、マーカンドと乗り継いで、今回はハマーハンセン。オール外国人騎手というだけでも、期待の高さがわかる。

 エムズビギンももちろん争覇圏内だが、ゴーイントゥスカイ、ショウナンガルフ、サトノアイボリーと、噛み合えば突き抜けても不思議のない馬がそろった。頭数は少なめだが、馬券は非常に難しいと覚悟したほうがいい。

 東京新聞杯は明け4歳馬、マジックサンズの潜在能力に期待。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク