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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈ブライアンセンスが完全復活〉
今週のメインは、今年最初のGⅠ戦となるフェブラリーS。フルゲート(16頭)は必至で、多彩な顔ぶれ。各馬の力量に大きな開きはなさそうに思えるだけに、見応えある熱戦を期待できそうだ。
まずは、その顔ぶれを見ていこう。
連覇を狙うコスタノヴァを筆頭に、ウィルソンテソーロ、ダブルハートボンド、ナチュラルライズ、ペプチドナイル、ラムジェットとGⅠ馬が計6頭。その他、重賞勝ち馬がズラリとそろい、まさに錚々たる布陣である。馬券的にも興味の尽きない、ダートのGⅠ戦と言っていい。
過去のデータを見てみると、03年に馬単が導入されて以降、これまでの23年間、その馬単での万馬券は6回(馬連は5回)。この間、1番人気馬は12勝(2着2回)、2番人気馬は4勝(2着4回)。1、2番人気馬によるワンツー決着は3回。このように中穴傾向のGⅠ戦だが、これほどまでに力が拮抗していることを思えば、波乱の結末を迎える可能性も高そうだ。
年齢的には充実著しい5歳馬が10勝(2着7回)と最も連対を果たしており、明け4歳馬が8勝(2着6回)、6歳馬は5勝(2着2回)。また、勝ち星はないものの、7歳以上の古豪が9回も2着に頑張っていることは見逃せない。
穴党の当方としても力が入るが、熟慮の末、大きく期待を寄せたいのは、ブライアンセンスである。
一時スランプに陥っていたが、ここにきて完全に復活したようだ。前走のプロキオンSは4着に敗れたものの、暮れから正月にかけての調整が難しい時期だったことから、やや余裕残しの仕上がり。それでいて勝ち馬とコンマ2秒差に頑張ってみせた。
斎藤誠調教師をはじめ、厩舎スタッフは「少し引っ掛かったこともあって、それがしまいの甘さに影響した。状態を思えば、よく健闘してくれたし、次に繋がる走りだった。力があればこそ」と、センスをたたえている。
中間の稽古内容もよく、追われるたびに素軽さが増してきているように、順調な仕上がりをみせている。先週の追い切りも実にリズミカルで軽快だった。
斎藤誠調教師も「東京コースに替わるのは歓迎。とにかく、ここを目標に狂いのない調整ができている。相手はそろうが、能力的には決してヒケは取らない。楽しみだ」と、目を細めて期待のほどを口にするように、状態のよさは推して知るべし。であれば、チャンスは大いにあると言っていい。
やや決め手が甘い反面、長くいい末脚を使える馬で、直線の長い東京コースは〈1 1 2 0〉と得意にしている。この実績はすべて3歳時のマイル戦で挙げたものだが、たくましくなって地力強化した今なら、最も持てる力を発揮しやすい舞台だとみている。
4代母タイムチャーターは、英オークスやキングジョージ6世&クイーンエリザベスSなどGⅠ4勝を挙げている。この女傑の血を引いているだけに、ダート王の座に就いても何ら不思議はない。
相手の筆頭は、昨年の覇者で人気の一角、コスタノヴァだ。
前走の武蔵野Sは2着に敗れたが、休み明けの一戦で、しかも59キロの斤量を背負ってのもの。しかも出遅れながらメンバー中、最速の上がり脚を駆使してみせた。力があればこそで、使われての変わり身は大いに見込んでいい。
東京コースは〈6 1 0 0〉とパーフェクト連対しているように、断じて軽くみるわけにはいかない。
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