スポーツ
Posted on 2026年03月12日 10:00

カリスマ馬券師・亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」〈テルヒコウはスプリングステークス向き〉

2026年03月12日 10:00

 スプリングSは、スピードと器用さが求められるレースで、米国要素、短距離要素を強化された馬が有利です。過去10年で父米国型が12頭出走して複勝率は33%。19年エメラルファイトが10番人気で勝利、22年ビーアストニッシドが5番人気で1着するなど、出走数が少ないながらも、人気薄で勝利を収めています。

 母父米国型も好走率が高く、24年の1着馬シックスペンス、9番人気で2着したアレグロブリランテは母父米国型でした。

 短距離指向と米国指向が強いヘイローをクロスすることにもなるサンデーをクロスした馬も好走しています。父も母父もサンデー系の馬が出走したのは24年以降で2頭。昨年はピコチャンブラックが2番人気で勝利、24年はルカランフィーストが4番人気で3着と、人気以上に走っています。

 戦歴は短距離実績が重要で、中距離ばかりを使ってきた馬よりも好走率が高くなります。過去10年、芝1600メートル以下で勝利実績のある馬は複勝率が40%。5番人気以内に限ると、複勝率は58%になります。

 テルヒコウは父も母父もサンデー系。ピコチャンブラックやルカランフィーストと同じようにサンデーを強くクロスした配合で、祖母エーソングフォーはアメリカ生産馬です。

 母父ヴィクトワールピサの父はネオユニヴァース。昨年の勝ち馬ピコチャンブラック、22年の1着馬ビーアストニッシドの母父でもあります。同種牡馬は中山芝GⅠで実績のある血統で、スプリングSでも良績を残しており、当レース向きの血統と言えます。

 アウダーシアは、母母父がクロフネのヴァイスリージェント系。同系統は米国要素の強い血統で当レースでも特に強い系統です。19年以降は2頭のみの出走で、23年にホウオウビスケッツが3番人気で2着、19年にエメラルファイトが10人気で優勝しました。

 父はキズナ。24年に同産駒のシックスペンスが優勝していますし、中山芝1800メートル重賞では同産駒が1~3着を独占したこともあるように、この舞台を得意にする産駒は多いです。

亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。著書「フォーメーションと合成オッズを使いこなして効率的に馬券で儲ける方法」(オーパーツ・パブリッシング)ほか多数。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年05月18日 07:15

    スポーツの歴史にはしばしば、監督やコーチと選手の「師弟愛」がクローズアップされる。しかし、師が放ったひと言をきっかけに、長年培ってきた関係に終わりが告げられることに。それが2003年11月16日、名伯楽の小出義雄監督が「Qちゃん」こと高橋尚...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年06月07日 08:00

    ピン芸人の中山功太がバラエティー番組の収録中に語った「10年間ぐらいずっといじめられた先輩がいる」と告白してからしばらくが経つが、あの騒動が芸人の間で「ひとごとではない」として波紋が広がり続けているという。問題の「先輩」とされるサバンナ・高...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月04日 11:45

    元ウェザーニュースキャスターの檜山沙耶が、2026年7月31日正午をもってオフィシャルサイト「Hiyama Saya Official Site」を閉鎖すると発表した。有料会員は同時刻に自動退会となり、年額会員には残期間分が月割りで払い戻さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク