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東京のダートで7戦6勝のコスタノヴァ。唯一の負けが大きく出遅れた武蔵野Sの2着なのだから、馬券の軸に迷う必要はないのかもしれない。
しかし、厩舎のコメントを読むと疑う余地があるのでは、と思えてくる。太田調教助手が「前走(武蔵野S)の前あたりから走りのバランスが崩れ、右トモの修正に時間がかかっています」と明かしているのだ。
確かに、中間の稽古はこの馬にしては地味な内容。この厩舎のコメントはアテにできるだけに、直前の内容に特に注意を払う必要がありそうだ。
ダブルハートボンドは、意外なことに東京コースが初めて。しかし、8戦7勝の傑出馬なら、そこは些細なマイナス材料。それよりも、デビューから1800メートルばかりを選択してきて、初めて門別の2000メートルで逃げたら2着に負けたことのほうが気になる。今度は1ハロンとはいえ距離短縮。前走で3番手から差す競馬ができたのは大きな収穫だが、万が一それ以下の番手に下げさせられた時にどうなるかは、陣営にとっても不安なはずだ。
一昨年の東京ダービーを勝ったラムジェットは、それ以来1着がないため人気がないが、みやこS4着あたりから目に見えて上向いてきている。馬体重以上に大きく緩く見せていた馬だが、最近はシャープなライン。3月で勇退する佐々木調教師としてもこれが最後の大舞台だけに、まさに勝負の仕上げになる。
この馬が最も強い競馬を見せたのが3歳2月のヒヤシンスSで、それが東京のダート1600メートル。あの時のすごい切れ味を再現して、師の勇退に花を添えるシーンがないだろうか。
芝の競馬以上にレベルが格段に上がってきているダートのGⅠだけに、最大の出力が出たら勝ち負けに持ち込める馬は他にも少なくない。
スランプから脱出したかに見えるヤマニンウルス、一昨年の覇者ペプチドナイル、古豪ウィルソンテソーロ。勢いのあるロードクロンヌ、ハッピーマンも侮るわけにはいかない。
レベルの高い4歳代表のナチュラルライズも、かかり気味に行くのがスタンダードなだけに、距離短縮がいいほうに向く可能性も低くない。まとめて負かす可能性ならこれ。
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