スポーツ
Posted on 2026年03月12日 06:45

WBC侍ジャパンの「メジャーリーガー依存」が激しすぎて…純日本球界選手の「格落ち侍」では「2027プレミア12は勝てない」問題

2026年03月12日 06:45

 2027年に実施される野球の国際大会、第4回「WBSCプレミア12」での侍ジャパンは、大恥をかきそうだ。開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を狙う侍ジャパンは4連勝で1次ラウンドを首位通過し、準々決勝が行われる米フロリダに移動したが、改めてメジャーリーガーに依存するチーム作りがクローズアップされている。

 3月10日のチェコ戦(東京ドーム)ではドジャース・大谷翔平、カブス・鈴木誠也がスタメンを外れた打線が、C組の最下位が早々と決まった相手に大苦戦。先発投手オンジェイ・サトリアを打ちあぐね、7回までゼロを積み重ねた。
 8回にソフトバンクの周東佑京が先制3ランを放つと、ホワイトソックスに加入した村上宗隆の満塁弾で一挙に9点を奪い、逃げ切った。だがNPB所属選手中心の打線が国際試合で通用するか、との疑問が残る試合となった。

 スポーツ紙侍ジャパン担当記者は、この体たらくにため息をつく。
「相手がチェコだから勝てたものの、韓国やオーストラリア相手なら負けていたかもしれない。村上や岡本和真はいましたが、彼らはメジャーリーガーといっても今季からで、実質はNPBの選手と変わらない。つまり、チェコ戦での侍打線はある意味、日本プロ野球の純血打線。仮に大谷、鈴木、吉田のメジャートリオが来ていなければ…と思うとゾッとしましたね」

 WBCばかりがクローズアップされるが、侍ジャパンが挑む国際試合はWBCだけではない。オリンピックのほか、2024年大会の決勝で台湾に敗れた「WBSCプレミア12」がある。世界ランキング1位の日本はこれら3大会での「完全優勝」を目指すことになるが、純日本メンバーでは厳しいかもしれない。

 前出の侍ジャパン担当記者は、
「五輪に関しては、次回2028年大会は米ロサンゼルスで行われることもあり、大谷らメジャーリーガーの出場には支障がないでしょう。場合によってはメジャーリーグが中断されますからね。しかし『プレミア12』は難しい。前回は大谷も鈴木も吉田もいませんでしたし、村上や岡本は招集されていない。投手陣も山本由伸、菊池雄星、菅野智之が登録されていないメンバーで戦いを強いられました。リベンジを誓う第4回大会も、同じようなメンバーが予想されますが、これでは韓国、台湾に勝てない可能性があります」

 世間では侍ジャパン、侍ジャパンと騒ぐが、アメリカで実績を積み重ねる現役メジャーリーガーあってのこと。「格落ち侍」で勝てるほど、世界の野球は甘くない。

(阿部勝彦)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年04月15日 07:15

    千葉ロッテマリーンズの新ホーム球場は、いよいよ「ドーム化」で話がまとまった。施工主の千葉市は当初、膨大なコストがかかる「ドーム型」を諦めて「屋外型」での建設方針を示していたが、ロッテ球団とファンの要請を受けて再検討に入っていた。屋外型であれ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年04月18日 08:30

    この4月、新生活のスタートとともに、家計の見直しに動く人が増えている。今年は特に、食品や光熱費の値上げラッシュが家計を直撃。調味料や加工食品、さらには電気・ガス代まで上昇し、「何を削るか」が現実的なテーマとなっている。ここでクローズアップさ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年04月17日 18:00

    ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートで、日本勢史上初の金メダルを獲得した「りくりゅうペア」(三浦璃来、木原龍一)が今シーズン限りで現役を退くと、SNSで発表した。2人の連名で思いを綴り、〈困ったときにはいつもそばで手を差し伸べてくださ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/14発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク