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記事全文を読む→WBC1次ラウンド視察のMLBスカウトが「メジャーのレギュラー捕手以上」と舌を巻いた阪神・坂本誠志郎の「すごい技術」
侍ジャパンはWBC1次ラウンドC組を1位通過して準々決勝進出を決めたが、ネット裏にはメジャーリーグのスカウトの姿が見られた。
「1次ラウンドの試合を全てチェックしていたようです」(NPB関係者)
米スカウトが熱心に侍ジャパンを追いかけているのは、次のメジャーリーグ挑戦者の実力を見極めるためだろう。そんなスカウトから、予想外の高評価を得た選手がいる。
「日本のキャッチャーは、捕球技術が本当に高いと思います」(ア・リーグ中地区球団スカウト)
ここまでは以前にも出ていた話だ。しかし、今大会で日本の捕手陣が改めて評価されたのは「ハイレベルなフレミング」だという。
フレミングとは、「ボール」とジャッジされてもおかしくない、ストライクゾーンぎりぎりの際どいところに放られた投球を、捕球動作や体勢を変えて、審判に「ストライク」とジャッジさせるテクニックのことだ。先のア・リーグ中地区球団スカウトが言う。
「特に韓国戦でマスクを被った坂本誠志郎には驚きました。メジャーリーグのレギュラー捕手でも、彼のようなフレミングはできないでしょう」
坂本は昨年、阪神の正捕手として認知されるようになった。投手陣から絶対的な信頼を勝ち取った背景には「先発投手に勝ち星をつけてやりたい」という献身的なリードがある。
しかし見る人が変われば、着目するところは変わる。配球面ではなく、捕球技術が「世界高水準」と評価されているのだ。
そんな坂本が連覇のキーマンになるのは間違いないだろう。しかし、在籍チームである阪神の捕手事情は大きく変わろうとしていた。
「育成2年目の島村麟士朗が、オープン戦で猛アピールを続けています。トレードでやってきた伏見寅威が3試合、長坂拳弥、町田隼乙、梅野隆太郎が1試合ずつマスクを被りましたが、6試合全てに出場しているのは嶋村だけ。支配下登録だけではなく、開幕1軍登録もありえます」(在阪記者)
その嶋村を虎ファンに強く印象付けたのは、3月8日の巨人とのオープン戦。右翼席に飛び込む1号を放ったが、その打球は「放物線を描いて」ではなく、弾丸ライナーで「スタンドに突き刺さった」という感じだった。
坂本がWBCで評価を上げ、嶋村がオープン戦で猛アピール。開幕カードでは、2軍スタートになる実績十分なベテランが出てくるかもしれない。
(飯山満/スポーツライター)
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