スポーツ
Posted on 2026年03月11日 07:00

メジャーリーガー躍動!WBCの盛り上がりで気が付いた「つまらない日本の野球なんか見るな」球界空洞化のため息

2026年03月11日 07:00

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の盛り上がりぶりが、日本球界にとって「諸刃の剣になりかねない」との声が広がっている。
 侍ジャパンが早々と1次リーグの首位通過を決め、アメリカで行われる準々決勝に進む。ドジャース・大谷翔平、カブス・鈴木誠也、レッドソックス・吉田正尚のメジャートリオが初戦の台湾戦から躍動。今大会は熱戦に次ぐ熱戦で、侍ジャパン戦だけでなく、韓国や台湾、オーストラリアのみよるカードでも、観客が東京ドームを埋め尽くした。

 日本国内ではNetflixが独占配信しているため、アメリカやドミニカ共和国などの試合もこれまでの大会と違い、簡単に視聴できる。野球の持つ面白さは、日本国内で浸透し始めているのだ。

 ところがこの現象が、セ・パ12球団にとってデメリットになりつつあるというのだ。スポーツ紙プロ野球担当デスクはこう話す。
「SNSでは『日本プロ野球の試合はテンポが遅く、ホームランが出にくい試合が多い。WBCに比べて試合が面白くない。そんな野球は見るな』と、警告するような投稿が相次いでいます。確かに今回のWBCの盛り上がりで、これまで野球を見なかった人が、各国に散らばるメジャーリーガーのプレーを目の当たりにし、名前がインプットされてしまった。侍ジャパンもメジャーリーガーが中心であり、彼らのプレーはNPBでは見ることができませんからね。吉田などは所属チームでは常時、試合に出られないほど。そんなレベルの高い野球に惹かれるのは無理もありません」

 在京テレビ局関係者は、溜息をつきながらこんな指摘をするのだ。
「『侍ジャパンの試合がなぜ地上波で観戦できないんだ』とお叱りの声が殺到していますが、プロ野球の公式戦ではありえない。『なぜ巨人戦を放送しないんだ』などという苦情は皆無に近いですからね。今だって、とてもオープ戦が本格化している時期とは思えない」

 つまりはこういうことだ。
「WBCの影響で選手だけでなく、ファンの空洞化も進むでしょう。盛り上がりを喜んでばかりもいられない」(セ・リーグ球団関係者)
 日本のプロ野球界は何か対策を打たないと、近い将来、エライことになりはしないか…。

(阿部勝彦)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年04月15日 07:15

    千葉ロッテマリーンズの新ホーム球場は、いよいよ「ドーム化」で話がまとまった。施工主の千葉市は当初、膨大なコストがかかる「ドーム型」を諦めて「屋外型」での建設方針を示していたが、ロッテ球団とファンの要請を受けて再検討に入っていた。屋外型であれ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年04月18日 08:30

    この4月、新生活のスタートとともに、家計の見直しに動く人が増えている。今年は特に、食品や光熱費の値上げラッシュが家計を直撃。調味料や加工食品、さらには電気・ガス代まで上昇し、「何を削るか」が現実的なテーマとなっている。ここでクローズアップさ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年04月17日 18:00

    ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートで、日本勢史上初の金メダルを獲得した「りくりゅうペア」(三浦璃来、木原龍一)が今シーズン限りで現役を退くと、SNSで発表した。2人の連名で思いを綴り、〈困ったときにはいつもそばで手を差し伸べてくださ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/14発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク