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記事全文を読む→リーグ最多失策だった守乱巨人が「堅守」にガラリ変貌した「川相塾」の絶大効果
今年のプロ野球はセ・パ同時開幕で、3月27日からスタートする。話題の中心から遠ざかっている感のある巨人だが、今季は地味に生まれ変わる可能性がありそうだ。
オープン戦終盤を迎えた今、失策数がひと桁(3月16日時点でわずか2つ)と12球団最少なのだ。
「理由は川相さんですよ」
そう明かすのは、巨人担当記者だ。今季から1軍に配置転換された、川相昌弘ディフェンスチーフコーチの存在が大きいというのである。
昨年の巨人は78失策で、リーグ最多。遊撃手として主力になった泉口友汰(11個)がトップで、吉川尚輝とキャベッジ(6個)が続き、捕手の岸田行倫(5個)も多い。一昨年は58失策でリーグ最少だっただけに、いかに守備で足を引っ張ったかということが、数字にしっかり出ている。
チーム関係者が言う。
「宮崎キャンプでは守備連係に加えて、2つの方向からのノックなど、明らかに変わりましたね」
昨年までの川相コーチは桑田真澄2軍監督のもと、ぶっちぎりイースタン優勝の原動力となった。根性論ではない猛練習に基づいたトレーニングは、進学塾になぞらえて「川相塾」といわれた。
昨年までの阿部巨人は打ち勝つ野球をスローガンに掲げていたが、4番・岡本和真の負傷もあり、空回りに終わった。それが「守備の巨人」に転換してどうなるか、興味津々だ。
3月27日の開幕カードは、今季も優勝候補の阪神と、東京ドーム3連戦。開幕投手は昨季ローテーションを引っ張った山崎伊織が内定していたが、右肩痛により戦線離脱。そこで急遽、実戦投球で無失点を重ねるドラフト1位ルーキーの竹丸和幸に、阿部監督が「通達」した。
巨人のルーキーが開幕戦で先発登板するのは、1962年の城之内邦雄以来、64年ぶりになる。
本拠地・東京ドームでは2019年以来7年ぶりとなる人工芝の全面張り替えを、総額3億円以上かけて実施した。
「東京ドームの人工芝は経年劣化から、硬いといわれていました。昨年までとは違い、特にゴロの打球が緩くなるのでは」(スポーツ紙デスク)
シーズン中も失策が激減すれば、川相コーチが「ポスト阿部」の一番手に躍り出る…かもしれない。
(小田龍司)
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