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記事全文を読む→トヨタ「ヴォクシー大刷新モデル」ガソリン車廃止とガッツリ先進化がやるせない「昨年9月の改良モデルが半年で旧型に」の残酷度
全国のディーラーで受注ストップが続いていたトヨタ・ヴォクシーが、いよいよ動く。複数の自動車メディアによれば、4月中旬にも商談や見積もりが可能になり、5月のゴールデンウィーク以降にビッグマイナーチェンジモデルが発売される見通しだ。
2022年のフルモデルチェンジ以来、約4年ぶりの大刷新。ミニバン戦国時代の王者がどう変わるのか。子供の送り迎えと週末のレジャーに忙しい全国のお父さんたちが、固唾を飲んで見守っている。
今回の改良で最大のトピックは、ガソリン車の廃止だ。これまで300万円台前半から手が届いたガソリンモデルがラインナップから消え、ハイブリッド専用車に一本化される。福祉車両のウェルキャブ仕様を除けば、純ガソリンのヴォクシーはもう買えない。トヨタがミドルクラスミニバンで下した、かなり大胆な決断である。
これにはユーザーの賛否両論があり、
「初期費用を抑えたいからガソリン車がよかった」
「走行距離が短いからガソリンで十分だった」
「燃費も静粛性も上がるなら大歓迎」
意見は真っ二つに割れている。
車好きが気になるのは、あの「ギラギラ顔」の行方だろう。今回、ヘッドライト内部のグラフィックが変更され、フロントグリルが刷新。ヴォクシーではグリルがブラック加飾に変わり、押し出し感がさらに強調されるという。ミニバンを選ぶお父さんの本音は「所帯じみた車には乗りたくない」。ここが弱くなれば、ヴォクシーの存在意義が揺らぐ。
オプションを付ければ総支払い額が500万円の大台に乗るケースも…
内装の進化も見逃せない。上位グレードのS-Zには12.3インチのフル液晶メーターが標準装備される。従来の7インチ液晶とアナログの組み合わせから一気に大画面化する格好で、先進感は大幅にアップする。前後方ドライブレコーダーの標準化、サスペンションの再チューニングによる乗り心地の向上など、「家族を乗せる車」としての地力が底上げされた印象だ。
気になる価格は、約15万円の値上げが見込まれる。原材料費の高騰に加え、装備の標準化が進むためだ。上位グレードにオプションを盛れば、総支払い額が500万円の大台に乗るケースもありうる。「許容範囲」と見るか「さすがにキツい」と腕を組むか。財布事情は切実だ。
しかし最もやるせないのは、昨年9月の一部改良モデルをオーダーした人たちだろう。あの改良は今にして思えば、ビッグマイナーチェンジまでの「繋ぎ」だった。契約からわずか半年余りで旧型になる残酷さ。納車待ちの最中に新型の情報が出回り始め、「買ってすぐにモデルチェンジはひどい」「納車を楽しみにしていたのに肩を落としている」という声があふれている。数百万円の買い物で納車後すぐに型落ちというのは、精神的ダメージが大きすぎるのだ。
ガソリン車が消え、価格は上がる。しかし装備の充実ぶりを見れば、新型の魅力は疑いようがない。人気車ゆえに受注開始直後から注文が殺到し、納期が一気に長期化する可能性は高い。気になっているなら、今のうちにディーラーの担当者と顔をつないでおくべきだろう。決断が遅れた分だけ、納車は遠のく。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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