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記事全文を読む→改修バンテリンドームで中日より対戦球団が本塁打を叩き込む「他球団の試合を見て研究した」阪神・藤川球児監督の「万全作」
プロ野球開幕前、スポーツ紙の評論家たちは口を揃えるように、中日をAクラス候補に挙げていた。就任2年目の井上一樹監督のもと、投手陣は健在。打線には新外国人の上積みがある。なにより本拠地バンテリンドームの外野に「ホームランウイング」が新設され、長年の宿痾だった貧打が解消される。そんな筋書きだったはずだ。
ところが4月12日の試合を終えた時点で3勝11敗。首位阪神とは7.5ゲーム差の最下位である。チーム防御率4.29は、セ・リーグ唯一の4点台。話が違うではないか。数字を並べると、違和感の輪郭がはっきりする。
バンテリンドームでの成績は1勝5敗、防御率4.50。屈指の投手有利な球場で、なぜ自軍の投手陣がここまで打ち込まれるのか。しかも、その内訳は異様だ。
ホーム6試合で中日打線が放った本塁打は5本。対してビジター球団に浴びたのは6本。ホームランウイングの恩恵を、相手チームの方が多く受けている。自分の家を増築したら、隣人が喜んで使い始めたようなものである。
とりわけ阪神の打ちっぷりが目立つ。4月11日のバンテリン3連戦、第2戦。森下翔太が初回に6号ソロ、大山悠輔が2回に1号ソロ、そして佐藤輝明が7回に右中間ウイング席へ2号3ラン、9回にはバックスクリーンへ3号2ラン。
クリーンアップ3人で4発を叩き込んだ阪神が、9-3で大勝した。メディアがこぞって伝えたのは、この日の6本中5本がホームランウイングへのものであり、昨年までなら外野フライで終わっていたという事実だ。
しかも中日打線がウイング方向に放り込んだのは、阪神の半分。ホームチームより敵の方が、新しい球場を使いこなしている。
中日が弱いのではなく球場に負けている
もともとバンテリンドームは投手の聖域だった。本塁打パークファクターは2025年に0.69と12球場で最低。中日投手陣が成績以上に「強く見えていた」のは、あの広大な空間の力である。
それがウイング設置で右中間と左中間が狭まり、フェンスは4.8メートルから3.6メートルに下がった。投手の心理的な壁が物理的に消え、打球の行方が変わった。
だが問題は、その恩恵がホームチームに巡っていないことだ。先発投手の防御率3.24に対し、救援陣は6.47。先発がゲームを作っても、中盤以降にブルペンが崩れる。バンテリンドームという名の要塞は、外野の壁に穴を開けた瞬間に要塞ではなくなった。しかも穴から入ってきたのは味方の得点ではなく、相手のアーチである。
阪神・藤川球児監督は4月12日の試合後、バンテリンでの本塁打増について問われ、こう答えている。「他球団がここで試合しているところを見ながら」研究してきたのだと。敵将にそう言わせる時点で、球場改修の想定は外れたことになる。
井上監督はこれをどう受け止めているのか。ホームランウイングは球団創設90周年の記念事業であり、観客席の増設による収益増という経営判断でもある。
だが現実として、ホームの空気がアウェーに変わりつつある異常事態を、戦力の問題だけで片づけていいのだろうか。チームが弱いのではなく、球場に負けている。そんな状況が、わずか14試合で浮かび上がっているのだ。
(ケン高田)
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