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記事全文を読む→「ほぼ最下位予想」のヤクルトが開幕ダッシュで「ダークホース」になった池山隆寛の「2人の大監督の薫陶」秘話
セ・リーグで誰もが予想しなかったのが、ヤクルトの開幕ダッシュだろう。ほとんどの専門家や評論家が最下位予想だった理由は、2軍監督から昇格した池山隆寛監督に疑問符をつけていたからにほかならない。
というのも、昨年のヤクルトはイースタンリーグで最下位(8位)だった。31もの借金(45勝76敗)で、優勝したのは桑田監督率いる巨人(80勝)。ゲーム差はなんと、33.5だった。
それでも1軍監督に昇格させたのは、池山隆寛監督が「野村克也の一番弟子」だったからだという。
野村氏が楽天監督時代のことだった。
「池山は今、何をしているんや、という一声で、評論家だった池山さんを楽天の1軍打撃コーチに招聘しました。野村監督が楽天時代、ヤクルトの教え子に声をかけて『行きます!』と即答したのは池山さんだけでした。楽天打撃コーチ時代の2007年に山崎武司を本塁打王に、2009年に鉄平を首位打者にしたのは池山さんの指導力のおかげ」(楽天関係者)
満を持しての1軍監督登板だった
現役時代は派手な部分ばかりが目立っていた池山監督の評価は、一気に上昇した。選手として9年間、コーチとして4年間、野村氏の薫陶を受けた。2020年に亡くなった野村氏の弔問の際には、人知れず号泣した。
「多くのチームをわたってこられたのに(遺体に)ヤクルトのユニホームを着ていてくださったと、男泣きでしたね」(古参のヤクルト担当記者)
池山監督は2011年にヤクルトに復帰したが、2016年には再び楽天に戻っている。呼んだのは当時の星野仙一GMだ。監督時代に必ずつけていた「77番をつけていい」というラブコールだった。
日本球界の大監督の薫陶を受け、満を持しての1軍監督登板。池山ヤクルトは今季セ・リーグのダークホースになりそうだ。
(小田龍司)
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