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記事全文を読む→急務!新井貴浩監督が継投策に苦悩する「逆転負けの広島カープ」GWまでに立て直さなければ「圏外」へ
プロ野球ペナントレースは対戦カードが一巡し、セ・リーグは4月14日に開幕カードと同じ対戦となる。出遅れてしまったのは中日ドラゴンズだが、4位・広島東洋カープも投打ともに建て直しを急がなければならない。
なにしろ広島は2024年シーズン、9月に大失速してリーグ優勝を逃がした。2025年も6月に大型連敗があり、ペナントレースを折り返す前に優勝争い圏外へと転落している。
広島はここまで12試合を消化し、5勝7敗。「借金2」なので「まだイケる」の位置にいるのは間違いないが、「7敗」を振り返ってみると、そんな悠長なことは言っていられないのである。
4月2日のヤクルト戦で逆転サヨナラ負け。4日の阪神戦では4-1で迎えた9回表に3失点し、延長戦で敗退。8日の巨人戦は1-0で9回表に投入して2失点。11日のDeNA戦でも先制するが、中盤戦で逆転負けを食らう。そして12日の同カードも7回に4失点して、また逆転負けだった。
7敗のうち5敗がひっくり返されたものであり、このままでは「逆転負けの広島」と言われかねない。
森浦大輔をクローザーにしてスタートした広島だったが、経験豊富な中崎翔太と交代。その中崎も2戦続けて抑えることができなかった。
4点差をひっくり返された、4月12日のDeNA戦。先発登板した床田寛樹は6回まで2失点と好投し、7回のマウンドに上がった。簡単に2アウトを取ったまではよかったが、ルーキーの宮下朝陽にプロ1号を献上。続く蛯名達夫に右中間を割る二塁打を打たれたところで、新井貴浩監督が「投手交代」を告げた。
「次は左打ちの勝又温史だったので、左腕・床田を続投させてもよかった、という意見はありました。そして新井監督がマウンドに送ったのは、左の森浦でした」(球界OB)
逆転されない方法はただひとつ…
その勝又に同点打を打たれ、代打・度会隆輝に逆転2ランを浴びて、ジ・エンド。新井監督の継投策には疑問が残るが、
「床田の調子は良くありませんでした。広島ベンチはそう判断していた。でも6回を終えた時点で、まだ60球だったんです」(球団関係者)
救援陣に不安があるため、継投策を躊躇したとも解釈できる。広島のチーム防御率はここまでリーグ3位の3.21だが、救援陣だけで見ると5.40まで下がる。チーム打率は12球団ワーストの2割2厘だから、得点力アップを考えるべきだが、逆転されない方法はただひとつ。救援陣が踏ん張るしかない。
ひと昔前は「鯉のぼりの季節までは好調だが」と言われた。ゴールデンウィークまでに立て直さなければ、今季も早々に優勝圏外へと弾き出されてしまうだろう。
(飯山満/スポーツライター)
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